ホンダ 新型ヴェゼルはひどい?後悔する?
2021年にフルモデルチェンジし、新型となったホンダヴェゼル。
販売価格は2,279,200円〜3,298,900円です。
そんな疑問をお持ちの方に向けて、ヴェゼルの評判や特徴を詳しくご紹介します。
ユーザーの声:ヴェゼルの評価・レビュー
後席が広い
新型ヴェゼル詳しくないんですけど、後席座ったらめちゃくちゃ広く感じて、ハリアーとなんでこんなに違うんだろって3回くらい行き来して見比べちゃってました…
座面の高さとか構造が重要ですね💡
使い勝手丁度良すぎそうで、わナンバー入ったら借りてみよっかなー pic.twitter.com/KeeZwUF1y6— Oribaأوليفا (@oriba080) April 24, 2021
コストパフォーマンスが非常に高い
逆にヴェゼルは引いた
ハイブリッド詰んであの車格で200万円台ってどんな裏技使ったんだよって思った— ニトロ (@nitologuliselin) June 21, 2023
頭上空間は狭め
新型ヴェゼルのリアシートは頭上の高さが少し狭い感じするけど乗り心地は高級クラスのセダン並みの良さでした!!
もちろんアームレストにはカップホルダー2個付いてます!! pic.twitter.com/KGQ4RPBb7i— える (@cube_15g) April 26, 2021
新型ヴェゼルについて、以上の評判・クチコミが目立ちました。
以下、詳しく解説していきます。
ヴェゼルにお得に乗る方法
今乗っている車を、そのままディーラー下取りに出すと安く買い叩かれる可能性があります。
買取業車にも査定してもらって、どちらで高く売れるかはしっかり確認した方がよいですね。
少し前まで、中古車の平均価格がバブル状態でした。
半導体不足で新車の納期が遅れており、新車を待ちきれない人が中古車に流れていたためですね。
しかし現在はバブルは崩壊し、徐々に市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
とはいえ、下がりきったわけではないので、まだまだ高く売るチャンスは残っている状況です。
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新型ヴェゼルの評判はひどい?外装について
購入後に「新型ヴェゼルはひどい…」と後悔はしたくないですよね。
新型ヴェゼルを購入する前に知っておきたいポイントをチェックしましょう。
デザインがマツダに似ている
新型ヴェゼル・・・ホンダらしさが消えマツダになった pic.twitter.com/wKaxjD5PtP
— みっど。 (@mashironote) February 18, 2021
新型ヴェゼルがひどい…という噂の中で、もっとも多く見られるのが「デザイン面」についてです。
特に先代型と比べて、よくなっていない。という評判が多く見られました。
先代の流れるようなフォルムが好きだったので、悪いけど正直現行のデザインはなにが良いのか分からない。
特に、「他メーカーのSUVに似ている」という声も目立ちます。
具体的には、マツダ車全般や、トヨタハリアーに似ていると言われています。
賛否両論あるデザインですが、フィットベースとは思えないほど伸びやかで、立派な印象すらあります。
全長4330mmのBセグメントSUVとしては非常に出来が良く、ワンランク上のクラスに見えるといっても過言ではありません。
マツダ「CX-5」やトヨタ「ハリアー」と似ている、と言われることもありますが、一方でそれらの車種はヴェゼルより2クラスも車格が上の車種となります。
言い方を変えれば、上のクラスの車種と見間違えるほど良くできたデザイン、だと言えますね。
筆者の個人的な見解としては、すっきり無駄のないデザインで好印象です。
確かにシンプルでクリーンな面構成や、フロントヘッドライトの造形は、マツダ車のデザインに近い特徴ではありますが…
先代から比べても明らかに洗練度が上がっている印象で、ボディ同色塗装のグリルも威圧感がなくスマートな印象ですね。
特別カッコいいわけではありませんが、BセグメントSUVの中では上位にランキングしても良いデザインでしょう。
また、先代ヴェゼルはホンダ車の中でもかなりのヒットモデルであり、そのデザインをガラッと変えるのは勇気ある決断と言えます。
その上で、一定数の指示も得ているため、どちらかと言えば成功しているデザインと評価しても良いはずです。
グリルのデザイン
ボディ同色塗装のフロントグリルデザインが賛否を呼んでいます。
ボディ同色塗装のフロントグリルはレクサスRXなどでも採用されており、近年のトレンドとも言えるデザイン手法ですね。
個人的にはすっきり見えるので好印象ですが、どうも馴染まないという方も多いようです。
家の車変わって新型ヴェゼル顔キモいからオプションつけたらしいけどなんかマツダっぽくてうーんだな pic.twitter.com/fomOJIEBe4
— そたもち (@3A204) February 10, 2023
どうしてもきになるという方は、オプションでボディと違う色を採用したフロントグリルを装着することも可能です。
かなり印象が変わりますね。
ホンダ ヴェゼルを賢く買う方法
残価設定ローンを活用する
ヴェゼルのローン支払い例を、人気グレードであるハイブリッドの「e:HEV Z」(ハイブリッド)で算出しました。
車両本体価格 | 2,882,000円 |
頭金 | 100万円 |
残価設定ローン | 3年36回払い |
月額 | 22,000円 |
ボーナス月加算 | 10万円 |
算出したのは人気グレードの「e:HEV Z」(ハイブリッド)です。車両本体価格は2,882,000円、諸費用込みで支払い総額は3,077,800円となります。
頭金を50万程入れて、3年36回払いの残クレを利用することで月額22,000円の支払いで乗ることができます。
ボーナス月支払いは10万円、さらに3年後に1,548,600円の残債が残ります。
ヴェゼルは人気モデルですので、残価率を高く設定することができて、月々の支払いを抑えることができます。
人気でリセールバリューが高い車種ほど、残価設定ローンの旨味が出るので、新型ヴェゼル購入の際は残価設定ローンの利用をおすすめします。
ヴェゼルのローン支払い金額などについては、以下の記事でより詳しくご紹介しています。
ホンダ ヴェゼルに乗れる年収 画像出典:GAZOO 画像出典:WebCG ホンダヴェゼルの販売価格は2,279,200円〜3,298,900円です。 オーナーの懐事情に合わせた、幅広い価格設定が魅力ですね。 […]
下取りではなく買取業車に売る
今乗っている車を、そのままディーラー下取りに出すと安く買い叩かれる可能性があります。
筆者のJeepラングラーを例に挙げると、ディーラーから提示された下取り価格はたったの110万円でした。
さすがに安すぎないですかね…確かに走行距離は10万キロ近いものの、
ラングラーといえば輸入車の中でもトップクラスにリセールが良い車種のはずです。
参考までに、同年式で、走行距離が近い条件の中古車車両を探してみると、結構強気の価格で販売されています。
この市場価格を見る限り、110万円というのは明らかに買い叩いているとしか考えられません。
念の為、買取業車にも査定してもらって、どちらで高く売れるかはしっかり確認した方がよいですね。
少し前まで、半導体不足で新車の納期が遅れており、待ちきれない人が中古車に流れていました。
そのため中古車の平均価格は、バブル状態でしたが、今は過熱気味の市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
ただ依然として、車を高く売るために一括査定が有効なのは変わりありません。
中古車バブルが崩壊した今、中古車の市場価格は下がり調子ですが、下がりきる前に売り切ることをおすすめします。
仮に10万円高く売れたら、それだけ新しい車のローン支払い額が少なくなりますし、家族で旅行に行くこともできます。
面倒くさいかもしれませんが、少しの手間で高く売れるなら確認しておいた方が良いですよね。
理想は、複数の買取業車を競争させることです。競争させることで、最高値を引き出すことができるためですね。
一括で複数業者に見積もり依頼できるサービスがありますので、そちらを利用すると効率的です。
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新型ヴェゼルはひどい?:インテリアと装備
インテリアの質感は高く、高級とまではいかないものの、十分に上質さを感じられるデザインや素材となっています。
ただしインテリアの質感に定評のあるマツダ車に比べると普通だ、という意見も見られました。
また、ホンダお得意の※センタータンクレイアウトによるパッケージングが秀逸で、CセグメントSUVの中では後席が広くなっています。チャイルドシートを装着しても圧迫感が少なく、子育て中のヤングファミリーにも最適と言えるでしょう。
「センタータンクレイアウト」とは…ガソリンタンクをフロントシート下に配置する設計。新型ヴェゼルの優れた設計の原動力となっています。
この設計により、リアシートやラゲッジスペースのフロア部が低床化され、車内の狭さや使い勝手の悪さを感じることなく、デザイン重視のヴェゼルを快適に利用することができます。
ホンダの小型車ラインナップに共通するこの設計は、使い勝手とデザインの両方を考慮した優れた機能となっています。
例えば、同じBセグメントのライバルであるトヨタ ヤリスクロスと比べても、後席の足元空間が広くなっています。
ただ、ヤリスクロスは全長が4,200mmで、ヴェゼルの方が130mm長いため、当然ながらその分有利ではあります。
ヴェゼルはBセグメントのSUVとしてはやや大きめで、ゆとりがある設計になっています。
セグメント | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース | |
ホンダ ヴェゼル | B〜Cセグメント | 4330mm | 1790mm | 1590mm | 2610mm |
トヨタ ヤリスクロス | Bセグメント | 4200mm | 1765mm | 2560mm | 2560mm |
トヨタ カローラクロス | Cセグメント | 4490mm | 1825mm | 1620mm | 2640mm |
日産 キックス | Bセグメント | 4290mm | 1760mm | 1610mm | 2620mm |
ライバル車との比較表です。ご覧の通り、ヴェゼルはBセグとCセグの中間のサイズとなっています。
ホンダコネクトナビに関する不満
ホンダ コネクトナビに関する不満点が多いですね。
コネクトナビリリース後、2年ももたずにアプリ配信が早々に廃止されました。アプリをインストールして利便性を高められると言われていたのに、非常に残念です。
また、地図案内に不具合が多く、CDやDVDの再生もできません。使い勝手の改善が望まれます。
その他、インテリアについて細かなメリットは以下。
- シガーソケットが3つあるため重宝する
- 電子式パーキングブレーキとオートブレーキホールドで快適
インテリアの細かなデメリットは以下。
- ハイブリッド車でも100v電源がない
頭上が狭い
新型ヴェゼルでは「SUVクーペ」風のデザインを採用しています。
リアのルーフやガラスハッチに角度をつけて、横や後ろから見た際にクーペ感を出すデザインですね。
BMWのX6や、ポルシェカイエンクーペなど外国のSUVがこぞって採用している、流行りのスタイルです。
ルーフ後端がやや下がったデザインとなっているため、旧モデルと比べると後席の頭上空間がやや狭くなっています。
数値上でも旧型と比べて車高が15mm、室内高が40mmほど低くなっています。
そのため、長身の方などが後席に座ると、天井に頭頂部が触れたり、頭上に圧迫感を感じるケースもあるでしょう。
小さな子供がいる家族であれば問題ありませんが、大人4人でフル乗車する機会が多いという方は、後席に座る方にチェックしてもらうのが無難かもしれないですね。
後席リクライニングなし
新型ヴェゼルの後席にはリクライニング機能が備わっていません。(先代モデルではリクライニング機能がありましたので、非常に残念です。)
ただしこれは、ライバルである他社のBセグメントSUVでも同様の弱点となっています。
SUV車で後席リクライニングできる車種が少ない理由としては、後席のすぐ下にリアタイヤが来るため、シートの厚みを減らさないとリクライニング機能が装着できないという事情があります。
2列目シートをリクライニングしたければ、ミニバンを選ぶか、Dセグメント以上のSUVを選ぶほかないのが現状です。
ラゲッジの容量は少なめ
後席の足元スペースは十分なスペースが確保されていますが、ラゲッジの容量についてはそれほど期待できないと言えます。
これは、全長4330mmのBセグメントSUVであるため、ある程度仕方がないことです。
また、流行の「クーペSUV」風にリアウィンドウがかなり寝かされたデザインのため、余計にラゲッジルームの容量が少なくなっています。
見た目はカッコいいですが、ある程度ラゲッジ容量が犠牲になっているのは否めません。
さらに、実は旧型と比べて3cmほど荷室の室内長が短くなっています。
ただし、リアシートの背もたれを倒さずに機内持ち込みサイズのスーツケースを4個積み込める積載性能は持っています。
新型ヴェゼルはひどい?:パフォーマンスと燃費
HONDA独自のハイブリッド機構
ハイブリッドユニットは先代よりも大幅進化。
EV走行時は非常に滑らか。燃費ではかないませんが、トヨタハイブリッドよりも走りはいいですね。
アイドリングストップからの再始動も静かでスムーズです。
「e:HEV」と呼ばれるホンダ独自のハイブリッド機構を搭載しています。
e:HEVは、低速時はモーターによる駆動と、ガソリンエンジンでの発電によって走ります。
一方で、電気モーターでの駆動が効率が悪くなる高速走行では、ガソリンエンジンによる駆動に切り替わるという、かなり複雑な機構を持っています。
つまり、低速から高速まであらゆるシーンで優れた効率を実現しています。
ただし、ベースとなっているフィットに比べてボディが大きく、SUV用の外形が大きく重たいタイヤ&ホイールを装着してるため、加速性能や走りを最重視するユーザーには向いていません。
中間加速はややおっとりとした印象で、停止0キロから時速100キロに到達する時間は先代ヴェゼルのidcdハイブリッドより2秒位遅くなっていることからも、走りを重視していないことが伺えます。
タイヤは、高級銘柄であるミシュランのプライマシー4が装着されています。
ハンドリングや車体挙動が滑らかな上に、静粛性も高いレベルで、上質なドライブフィールを味わうことができます。
燃費はハイブリッド車ということもあり、おおよそ20Km/Lということで、十分に満足できる水準となっています。
ガソリン車はおおよそ14km/L〜15km/Lと、こちらも十分に良い水準です。
安全性と運転支援機能
HONDAセンシング(前車追従式のクルーズコントロール、誤発進抑制機能、後方誤発進抑制機能、近距離衝突軽減ブレーキなど)の先進安全装備が全車標準装備となっています。
また、横方向への視野範囲を拡大したフロントワイドビューカメラ、高速画像処理チップ、近距離障害検知に対応した前後ソナーセンサーなどを新たに採用したことにより、旧型と比べて機能を大幅に向上させています。
BセグメントのコンパクトSUVながら、新型ヴェゼルの安全性能は高いレベルにある、と言えるでしょう。
価格とコストパフォーマンス:BセグSUVとしては高めだが..
コストパフォーマンス
新型ヴェゼルの販売価格は2,279,200円〜3,298,900円です。
フィットのプラットフォームを利用したBセグメントSUVとしてはやや高価な印象もありますね。
しかし、複雑なハイブリッドユニットの搭載や、クラスを超えた上質なインテリアなど、価格UPは仕方がないかな。と思える装備も多いと言えます。
ガソリン車のグレードが少ない
ハイブリッドが販売の9割以上を占めているため、あまり力を入れていないのか、ガソリン車のグレードが「G」のひとつだけとなっています。
燃料代だけで車両価格の差は埋められないのが通例ですが、ヴェゼルの場合も例外ではなく、10万キロ以上走行しないと差を埋めることはできません。
そのため、トータルコストをできるだけ安価に済ませたいという場合はガソリン車を選ぶと良いでしょう。ハイブリッド車は最低でも2,658,700円しますが、ガソリン車のGは2,279,200円とかなりフレンドリーな価格となっています。
総評:ホンダ ヴェゼルはひどくない。弱点を知った上で購入を!
ホンダヴェゼルはBセグメントのSUVとは思えない、クラスレスな質感やデザインを持っています。
外観デザインについて、デビュー当時は「CXハリアー」などと揶揄されたりもしましたが、セールスは絶好調ですので、受け入れられたということでしょう。
また、高額なハイブリッドユニットを搭載しながら、純ガソリン車と比べても価格UPは最低限です。
BセグメントのコンパクトSUVが欲しい、という方であれば、かなり有力な候補になる一台と言えますね。
気にいった車があるのなら、買ってから悩みましょう。
仕事の活力にもなりますし、生きるモチベーションにもつながります。
妥協してコンパクトカーなどにしてしまうと、ずっとヴェゼルが頭から離れなくなります。精神的に不健康ですよね。
人気車種ですので、リセールバリューも良い水準となっており、3年、5年の長い目で見た時のコストは少なく済むのも魅力ですね。
ただし、残価設定ローンでは残債が多く残る点に注意が必要です。次の車はグレードダウンする必要が生じる可能性もありますので、返済計画はしっかりと立てましょう。
安価に済ませたいなら、初期型の中古もアリです。