ホンダ ヴェゼルに乗れる年収
画像出典:GAZOO
画像出典:WebCG
ホンダヴェゼルの販売価格は2,279,200円〜3,298,900円です。
オーナーの懐事情に合わせた、幅広い価格設定が魅力ですね。
上級グレードを見るとキリがないですが、ベースグレードのG(1.5Lガソリン車、2WD)であれば、2,279,200円と比較的フレンドリーな価格です。
結論からいって、ヴェゼルは、月々の支払額が無理のない範囲であれば乗ることができます。
ズバリ、年収○○○万円なら乗れる。という答えはありません。
独身・既婚・子持ち・実家暮らし・住宅ローンあり/なしなど、その方のステータスにもよるので断言することはできないためですね。
ですが、実際に支払いをシミュレーションしてみると、意外と手が届く範囲なことに気がつきます。
- 下取りではなく買取業車に売る
- 頭金をまとまった金額入れる
- 残クレを利用する
この3つの戦略を組み合わせることで、たとえ年収が特別高くなくても、ヴェゼルに乗ることができます。
以下、詳細を解説していきます。
下取りではなく買取業車に売る
今乗っている車を、そのままディーラー下取りに出すと安く買い叩かれる可能性があります。
買取業車にも査定してもらって、どちらで高く売れるかはしっかり確認した方がよいですね。
少し前まで、中古車の平均価格がバブル状態でした。
半導体不足で新車の納期が遅れており、新車を待ちきれない人が中古車に流れていたためですね。
しかし現在はバブルは崩壊し、徐々に市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
とはいえ、下がりきったわけではないので、まだまだ高く売るチャンスは残っている状況です。
買取業車の査定は「一括査定」がラクです。
同じ日、同じ時間に査定してもらって、一番高い業者に売りましょう。
買取専門店のスタッフが「一番申し込みが多い」と言っていたのがナビクルです。
登録は簡単で、車種、年式など簡単な質問に答えるだけです。(無料)
買取業者から電話がかかってきますが、4〜5件だけですぐに終わりますよ。
\9項目を入力するだけ。45秒で完了!/
※累計400万件の取引実績があるサービスです。
※査定額に満足できなければ、売却しなくてOK
ヴェゼルの支払い例
ヴェゼルのローン支払い例を、標準グレードである「G」で算出しました。
車両本体価格 | 2,279,200円 |
頭金 | 50万円 |
残価設定ローン | 3年36回払い |
月額 | 14,800円 |
ボーナス月加算 | 10万円 |
ヴェゼル2023年モデルについて、支払いのモデルケースをご紹介します。
もっとも安価な“G”2,279,200円ですが、諸費用込みで支払い総額は2,552,200 円となります。
頭金を50万程入れて、3年36回払いの残クレを利用することで月額1万4800円の支払いで乗ることができます。
このぐらいの支払い金額であれば、なんかイケるかも。と断然思えてきますよね。
ただし注意点があり、ボーナス月支払いは10万円、さらに3年後に1,222,060円の残債が残ります。
続いて、ヴェゼルのローン支払い例を、人気グレードであるハイブリッドの「e:HEV Z」(ハイブリッド)で算出しました。
車両本体価格 | 2,882,000円 |
頭金 | 100万円 |
残価設定ローン | 3年36回払い |
月額 | 22,000円 |
ボーナス月加算 | 10万円 |
続いて、人気グレードの「e:HEV Z」(ハイブリッド)です。車両本体価格は2,882,000円、諸費用込みで支払い総額は3,077,800円となります。
頭金を50万程入れて、3年36回払いの残クレを利用することで月額22,000円の支払いで乗ることができます。
ボーナス月支払いは10万円、さらに3年後に1,548,600円の残債が残ります。
頭金が用意できるか
年収が特別高くなくても、ホンダヴェゼルに乗る方法としては、頭金を用意できるかどうかが重要なポイントです。
もちろん、下取り車を入れることでも用意することが可能です。
まとまった頭金を入れることで、月々の支払い額をグッと抑えることができます。
ちなみに全く同じ条件で頭金を0にすると、月の支払額はヴェゼルGで30,000円。
ヴェゼル「e:HEV Z」で37,100円となります。
月々の支払額
根拠となるローンシミュレーターの見積もりを確認します。まずは「G」から。
頭金50万円、ボーナス払い10万円。
3年36回払いの残価設定型ローンで組んだ場合、初回が18,051円、2回目以降が14,800円。ボーナス月は100,000円 × 10回となります。
最終回の残価額は1,222,060円。
続いて、人気の「e:HEV Z」です。
頭金50万円、ボーナス払い10万円。
3年36回払いの残価設定型ローンで組んだ場合、初回が22,471円、2回目以降が22,000円。ボーナス月は100,000円 × 10回となります。
最終回の残価額は1,548,600円。
ヴェゼルのリセールは良い
ヴェゼルは、国産車の中でも比較的リセールが良い車種となります。
ホンダの中でもN-BOXの次に販売台数が多い基幹車種であり、人気の「SUV」であることから期待して良いでしょう。
3年後の残価率は55%〜60%程度が期待できます。
残クレを利用した支払いプランであれば、最終回の支払い金額を大きく設定することができるため、年収が高くなくても、それほど無理筋というわけではないことが分かります。
契約時に3〜5年後の残価(残存価値)を決めて、残価を除いた価値の減る金額のみを分割返済します。
例えば、3年後の残価が新車時の40%であれば、残りの60%を3年間で支払うことになります。
返済を終えても車両は自分の所有物になりませんが、月々の返済額は安く抑えられます。
年収が少ない場合の注意点
ランニングコストを考慮する
ホンダヴェゼルは、まとまった頭金さえ入れることができれば、年収が高くなくても乗ることができます。
また、ホンダ車は故障のリスクも少ないですし、点検・車検の費用も特別高い車種ではありません。
ですが、カッコいい車なのでカスタムしたくなったり、スキースノボに行くためにスタッドレスタイヤを購入したりすることはあるでしょう。
そういったランニングコストもしっかり計算してから購入しましょう。
買ってみたものの、維持費でいっぱいいっぱいとなり、我慢続きでしたら本末転倒ですからね。
借り入れ金額の目安は年収の半分?
「借り入れ金額の総額が、年収の半分程度になると良い。」という目安をよく見かけますが、正直、あまりアテにならない指標です。
その指標に従うと、300万円のヴェゼルe:HEV Zをローンで購入できるのは、少なくとも年収600万円以上ということになってしまいます。
実際にはそんなことはなく、20代の若者が購入してる事例もたくさんあります。
ヴェゼル、街中でたくさん走ってるのを見かけますよね。そのオーナー全員が年収600万円以上とは到底思えません。
社会情勢を考慮する
会社の業績など、向こう5年間の収入を担保できることをしっかり見極めた上で購入しましょう。
とはいえ、先のことは誰にもわかりませんし、最終的にはクレジット会社の審査次第です。
慎重になりすぎるのも考えものですね。
その他、年収にかかわらずヴェゼルに乗る方法
親ローンを利用する
20代の若者であれば、無金利の親ローンが使えるならば最強です。
中古車を狙う
ヴェゼル以外は考えられないが、新車はやはり高すぎる…という場合は、安価な先代ヴェゼルの中古車を狙うことになります。
現行型のヴェゼルは2021年デビュー。一方で初代ヴェゼルは2013年デビュー。
2017年にマイナーチェンジを実施していますので、それ以降のモデルを狙うのがおすすめです。
走行距離の少ない程度の良い個体に絞っても、150万円〜200万円の価格帯から狙うことができます。
人気車種なのでタマ数が多く探しやすいのも良いですね。
認定中古車の場合、残クレを利用することもできます。
ただし、新車と比べると金利は少々高くなります。
初代ヴェゼルの中古なら現行ヴェゼルの2/3程度
初代ヴェゼルの中古であれば、新車のおおよそ2/3程度の価格で乗ることができます。
月々の支払い金額も抑えることができますし、5年後に残る残債額が大きく違ってきます。
新車の場合ですと、購入金額の半分程度の残債が残ることになりますので、安易に残クレを組むのは慎重になった方が良いですね。
もちろん、5年後にまた新しい車に乗り換えるつもりならばアリです。その場合、5年後の時点で次の車の頭金を用意できていることが理想です。
残クレの残債が残った現行ヴェゼルは、返却して残債を清算するだけになり、下取りに充てることができないためですね。
下取りではなく買取業車に売る
今乗っている車を、そのままディーラー下取りに出すと安く買い叩かれる可能性があります。
筆者のJeepラングラーを例に挙げると、ディーラーから提示された下取り価格はたったの110万円でした。
さすがに安すぎないですかね…確かに走行距離は10万キロ近いものの、
ラングラーといえば輸入車の中でもトップクラスにリセールが良い車種のはずです。
参考までに、同年式で、走行距離が近い条件の中古車車両を探してみると、結構強気の価格で販売されています。
この市場価格を見る限り、110万円というのは明らかに買い叩いているとしか考えられません。
念の為、買取業車にも査定してもらって、どちらで高く売れるかはしっかり確認した方がよいですね。
少し前まで、半導体不足で新車の納期が遅れており、待ちきれない人が中古車に流れていました。
そのため中古車の平均価格は、バブル状態でしたが、今は過熱気味の市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
ただ依然として、車を高く売るために一括査定が有効なのは変わりありません。
中古車バブルが崩壊した今、中古車の市場価格は下がり調子ですが、下がりきる前に売り切ることをおすすめします。
仮に10万円高く売れたら、それだけ新しい車のローン支払い額が少なくなりますし、家族で旅行に行くこともできます。
面倒くさいかもしれませんが、少しの手間で高く売れるなら確認しておいた方が良いですよね。
理想は、複数の買取業車を競争させることです。競争させることで、最高値を引き出すことができるためですね。
一括で複数業者に見積もり依頼できるサービスがありますので、そちらを利用すると効率的です。
(無料で利用できます)
今すぐ売る気がなくても、相場だけ知っておくだけでもディーラーとのやりとりにおいて有利に働きます。
\9項目を入力するだけ。45秒で完了!/
ナビクル 簡単車一括査定はこちら
※査定額に満足できなければ、売却しなくてOK
ホンダヴェゼルは普通のサラリーマンでも乗れる
まとめると、ホンダヴェゼルは「G」であれば頭金50万円、ボーナス払い10万円という条件付きで、ざっくりと14,800円程度の支払額で乗ることができます。
さらに人気の「e:HEV Z」でも、頭金を50万円入れることさえできれば、月々22,000円の支払額で乗ることができます。
年収は特別高くなくても、まとまった頭金を入れて、残クレを利用すれば普通のサラリーマンでも大丈夫です。
気にいった車があるのなら、買ってから悩みましょう。
仕事の活力にもなりますし、生きるモチベーションにもつながります。
妥協してコンパクトカーなどにしてしまうと、ずっとヴェゼルが頭から離れなくなります。精神的に不健康ですよね。
ただし、残価設定ローンでは残債が多く残る点に注意が必要です。次の車はグレードダウンする必要が生じる可能性もありますので、返済計画はしっかりと立てましょう。
安価に済ませたいなら、初期型の中古もアリです。