スズキ 新型カプチーノ2023にフルモデルチェンジして発売か
画像出典:www.team-bhp.com
スズキがかつて販売していた車種のなかでも、カルト的な人気を誇る軽量スポーツオープンカー「カプチーノ」。
カプチーノはかつてスズキが製造したFR駆動の軽量オープンスポーツカーであり、リトラクタブルルーフを持つことでクーペとオープンカーの2つのスタイルを楽しむことができます。
残念ながらスポーツカー人気の低迷や、軽規格の変更により1998年に生産・販売終了をしている絶版モデルですが、令和の今、モデルチェンジを行い復活する可能性があるという情報が入っています。
スズキは、2015年12月に15年ぶりにアルトワークスの新型モデルを復活させるなど、過去の名車を積極的に再生させる方針を取ってきました。
カプチーノの販売当時は、アルトワークスとエンジンなどを共有しており、この動きがカプチーノの復活に向けた流れを実現する手がかりとなっています。
以下では、2023年以降に登場する可能性のある新型カプチーノについて解説します。搭載エンジンや採用プラットフォームなどを予想していきます。
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新型カプチーノの復活可能性は?
出典:wikipedia
新型カプチーノの復活可能性は非常に高いと見ています。
ライバルモデルになるであろうダイハツのコペンは、2012年に販売終了となり、その後2014年に復活。セールス状況は好調とは言えないものの堅調です。
また、ホンダからはビートの後継モデルであるS660が2015年から2022年の間に販売されていました。
市場は大きくないものの、確実に一定数の需要が見込めると言えます。
また、スズキは20年ぶりにフルモデルチェンジしたジムニー・ジムニーシエラの販売も想定以上の大ヒット中なので、カプチーノに関しても復活の可能性は低くないでしょう。
新型カプチーノ エンジン
新型カプチーノでは、R06A型のターボエンジンが搭載されるはずです。
スズキの基幹車種全てで採用されているターボエンジンで、現行車のスズキ車のラインナップでほとんど全ての車種で搭載されているエンジンといっても良いでしょう。
ロングストローク型で低回転のトルクに優れており、実用性に優れたエンジンです。
現行のアルトワークスについてもR06Aエンジンをチューニングしたものを搭載しています。
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筆者も近所のアシ、そして妻の車として、スズキのスペーシアギアを保有しており、R06A型ターボエンジンを搭載しています。
実用域でのトルクに優れており、重たい軽トールワゴンを軽々と加速させるエンジンです。
ただし高回転域での盛り上がり感には欠けるため、その点はどのようにチューニングさせるのかが見所と言えるでしょう。
ちなみに、初代カプチーノでは、3代目アルトワークスが搭載していた「F6A型DOHC3気筒12バルブターボエンジン」を積んでいました。
最近の軽自動車のエンジンと比べると、ショートストローク型で高回転で馬力を稼ぐタイプのエンジンです。
新型カプチーノ プラットフォーム
新型カプチーノでは、プラットフォームについてはアルトのものが採用されると考えられます。
わざわざ専用設計のシャシーを起こす理由もないですし、そこまでコストをかけることは考えにくいですね。
駆動方式がFFになってしまうのは悲しいですが、最近のFF車は走りもよいですよね。
一方で、ホンダ S660がMR(ミッドシップ)で販売されたことを考えると、少し寂しい気もします。
ちなみに初代カプチーノについては、エンジンはアルトワークス用の流用でしたが、シャーシについては専用設計という非常に贅沢な作りでした。
さらにコストのかかる4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションや、車体各部にアルミニウム素材を用いて軽量化するなど走行性能UPに寄与する作りでした。
新型カプチーノ デザイン
新型カプチーノのデザインは、雑誌やWebメディアでの予想CG・イラストのみが出回っており、確定的な情報は出ていません。
スズキ 新型カプチーノの予想スペック
現行のアルトワークスのスペックを元にした、新型カプチーノの予想スペックは以下のようになります。
カッコ内は、アルトワークスのスペックです。
全長 | 3,395mm |
---|---|
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,200mm(1, 500mm) |
車両重量 | 650kg(670kg) |
エンジン | RA06A型直列3気筒DOHCインタークーラターボ |
最大出力 | 47kW(64ps)/6,000rpm |
最大トルク | 100Nm(10.2kg・m)/3,000rpm |
トランスミッション | 5MT、5AGS |
駆動方式 | FF |
その他、以下のアルトワークスに装備されているものが、継承されると良いですね。
- 新軽量衝撃吸収ボディー「テクト」
- レカロシート
- KYB製ショックアブソーバー
- スポーツタイヤPOTENZA RE050A タイヤサイズ:165/55R15 75V
スズキ新型カプチーノの価格
スズキ新型カプチーノの価格は、190万円〜230万円程度であることが予想されます。
S660 | 198~285万円 |
---|---|
コペン | 185~207万円 |
ライバル車種の価格帯を考慮すると、それぐらいに収まると考えられます。
カプチーノが再販されることになれば、カプチーノ、ビート、AZ-1のABCトリオが販売されていた90年代のように、軽スポーツカーの市場が盛り上がることが期待できますね。
ABCトリオは、軽自動車ながらもスポーツカーの要素を持ち、当時のクルマファンから愛されていました。
令和の最新技術でより安全で環境に優しい軽オープンスポーツカーが復活することを期待しています。
最新情報を入手でき次第、随時更新予定です。