スペーシアギア納車
スペーシアギアが納車されました。
最近の軽カーの実力はすごい。とりあえず300キロほど乗ってきたので、ファーストインプレッションです。
車の概要としてはスペーシアのデザインをアウトドア風にしただけなので、実質的にスペーシアのターボ車のインプレとなります。
実は最近、中古車買取相場のバブルが崩壊しました。
少し前まで、半導体不足で新車の納期が遅れており、待ちきれない人が中古車に流れていました。
そのため買取価格はバブル状態でしたが、今は過熱気味の市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
ただし、まだまだ中古車市場が下がりきったわけではないので、高く売るチャンスは残っている状況です。
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MAZDA フレアワゴン タフスタイル
筆者のスペーシアギアは、MAZDAで購入したのでMAZDA フレアワゴン タフスタイル という車名です。
ご存知の通りいわゆるOEM車両ですので、バッジ以外は全て同じ車です。
フレアワゴンはマイナーすぎるので、記事内ではスペーシア ギアとします。
300キロほど乗ってみた
納車して、早速ロングドライブに出かけてきました。自宅のある神奈川県相模原市から、妻の実家である茨城県龍ヶ崎市までです。
行きは高速、帰りは下道でじっくりとスペーシア ギアを味わってきました。
まずはファーストインプレッションということで、感じたことをまとめておきます。
ここが○
圧倒的な広さ。
軽ハイトワゴンなので当たり前ですが、圧倒的な広さと開放感があります。
幅は狭いですが、頭上空間の広さが、これほどまでに開放感を生み出してくれるとは。
またチャイルドシートへの子供の乗り降りも、ステップが低いし、頭上も高いのでめちゃくちゃ楽ですね。
「圧倒的子育て捗りカー」ですね。
釣り車としても素晴らしい。
広大な室内スペースは釣りやアウトドアのお供としても間違いなく捗る、というのが嬉しいトコロ。早速釣り具満載でバス釣りに行ってきました。
荷物が多いスタイルの釣りですが、余裕で積載出来ました。
ちなみに、ロッド(釣り竿)はとりあえず7.3ftまでは積めることを確認しました。
上質なR06Aターボエンジン
全てのスズキ車に共通で搭載されているR06A型エンジンのフィーリングも良いですね。NAではなくターボ付きにして良かった。
ノンターボも試乗したのですが、ターボ付きはかなり印象が違いますね。トルク1.5倍は伊達じゃない。なんだか回転フィールもターボ付きの方が良い気がします。
無闇に回転が上がることが無いので、静粛性も高いです。
早速常磐道にも乗りましたが、高速&日常使いでパワー不足を感じることはほぼ無いレベルに仕上がっていますね。
それと、セルモーターの音が思ってたよりもマシな音で、これは嬉しかったですね。軽自動車はセルの音が安っぽくて興ざめするな。と思っていたのですが、最近のKカーはその辺もちゃんと上質になってました。
やたらと明るいLEDヘッドランプ&フォグランプ
LEDヘッドランプ&フォグは初体験なんですが、やたら明るいです。めちゃくちゃ視認性が良く、ナイトドライブが快適です。
またHIDのようにライト付き始めが青くて、途中で色が落ち着いてくることがなく、最初からしっかりと色温度が安定しているという印象。これも見やすさに繋がっています。
(ちなみに丸目のヘッドランプユニットは新型ジムニーと共通です)
てっちん風アルミが可愛い
てっちん風アルミホイールのデザインがナイスです。でもいっそのこと、てっちんでも良いんじゃないかと思いますが..
14インチ(155/65R14)なので、乗り心地の良さにも寄与しているかと思います。
通常、ターボ車であるスペーシア カスタムは15インチ(165/55R15)にインチアップするのですが、スペーシアギアだけは14インチのままとなります。
この点がカスタムとの最大の違いと言えます。
クルーズコントロール&パドルシフトイイ
ターボ車限定ですがクルーズコントロールとパドルシフトが付いています。
もう普通車顔負けの豪華装備。いずれも高速道路や山岳路で活用することができる装備です。
軽カーであることを忘れさせてくれるデキ
ざっくりとした総評ですが、運転していると、ふとKカーを運転しているということを忘れてしまいそうになる程、快適で上質感があります。
昔、スズキエブリイの3ATターボをバイクレースのトランポとして乗っていたことがありましたが、その頃の軽と比べるとまさに隔世の感、です。
エブリイは100キロ出したらぶっ壊れそうな感じでした。一方でそのヤバイ感、頑張ってる感が楽しかったりもするのですが。
ここが×
結構ロードノイズが入ってくる
遮音性能が低めで、80キロ〜100キロほどで巡航すると、ロードノイズが気になりました。若干会話も声を張る必要があります。
せっかくエンジンの静粛性が高いのに、もう一段階遮音性が高いとより快適になるかと思います。
20km以下の時のCVTのセッティング
これはあくまで個人的な感覚ですが、発進加速時(20km以下)の時、わざと回転をあげて、意図的に発進加速を高めているようなCVTのフィーリングが感じられました。
(アクセル開度よりもたくさん加速する、という感覚)
多分、発進加速がそこそこ良い、と思わせるような仕掛けではないかと思います。
あまりモタモタするよりは良いですが、なんだかあざといセッティングのような気がしました。
強い入力があると暴れる足回り
足回りもとてもよく出来ていて、普段はしつけが良く、普通車並みの乗用感覚が得られるサスペンションです。
トールワゴンでかなりの重心高であるため、それなりに締め上げて不安感を払拭している感じです。とはいえ決して固すぎず、絶妙なバランスの良い足です。
ただし、ちょっと強めの入力があった際に、ドシン!とチープな突き上げ感を伝えてくることがあります。これだけは残念。普段良いだけに、なおさら目立つんですよね。
NBOXだとこのへんがもっと洗練されてた可能性はあります。
車線逸脱警報のチューニング
車線逸脱警報が、こちらが思っている以上に早いタイミングで介入してくるので、それがちょっと不愉快です。
かなり頻発する感じなんですよね。
いや、逸脱してないよ?みたいになります。感度は調整できないっぽいし…これはちょっとマイナスです。
普段は完全にOFFにして乗っています。
ワイパーが..
ワイパーの切り替えが3段階なんですが、自分にあった間隔の設定がないことが多々ありました。
まとめ
メインカー不要論が、浮上しそうなほど良く出来ています。
釣り車適合も素晴らしく、週末は夫婦で取り合いになりそうです。