Jeepレネゲードは買ってはいけない?
「Jeepレネゲード 買ってはいけない」というキーワードで検索する方が多いようです。
そこで、ラングラーオーナーである筆者が、レネゲードを購入予定の方に向けて、レネゲードを買って後悔するポイントをお伝えします。
結論から言って、レネゲードは非常に良い車に仕上がっていますので、車の仕上がり自体に後悔することはないでしょう。
一方で、レネゲードを買って後悔する最大のケースは、「本当はラングラーが欲しいけど、予算や駐車場の都合などでレネゲードにする」という場合です。
もちろん、レネゲードにはレネゲードの良さがあります。
しかし、ラングラーはJeepラインナップにおける王道の車種であるがゆえに、オンリーワンな魅力も多いです。
実際に、筆者の知り合いでも、レネゲードを購入して乗っていたけれど、やはりどうしてもラングラーが気になってしまい、結局ラングラーに乗り換えた。というパターンが発生しています。
最初からラングラーが気になっているのであれば、ラングラーを購入した方が良いのは間違いありません。
最終的に乗り換えるなら、初めからラングラーにした方が予算も少なく済みますね。
想像してみてください。レネゲードに乗っていて、信号待ちで隣にラングラーがきたときの気持ちを。
ああ、やっぱりラングラーかっこいいな。ラングラーにしておけばよかったかな。そんな劣等感を覚える可能性が1mmでもあるなら、レネゲードは後悔します。
逆に、最初からレネゲード狙いで、レネゲードしか勝たん!という強い意思があるなら話は別です。
※誤解がないようにお伝えしておくと、レネゲードが悪い車だ、と言っているわけではありません。
今乗っている車を、そのままディーラー下取りに出すと安く買い叩かれる可能性があります。
買取業車にも査定してもらって、どちらで高く売れるかはしっかり確認した方がよいですね。
少し前まで、中古車の平均価格がバブル状態でした。
半導体不足で新車の納期が遅れており、新車を待ちきれない人が中古車に流れていたためですね。
しかし現在はバブルは崩壊し、徐々に市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
とはいえ、下がりきったわけではないので、まだまだ高く売るチャンスは残っている状況です。
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Jeepレネゲードを買っていい人
では、Jeepレネゲードを選ぶべき人はどんな人なのでしょうか。
以下の場合には、レネゲードを選ぶべきと言えます。
運転が苦手である
運転が苦手で、大きな車を運転する自信がない。という方には、レネゲードは非常にマッチしています。
特に全長が4260mmと短いため、狭いショッピングモールの駐車場などで取り回しが非常に良い感覚です。
ラングラーと比べると雲泥の差で、切り返しが1〜2回少なく済みますね。
とは言え、実はラングラーも特別大きい車というわけではないのですが、やはりどちらが狭い場所で運転しやすいか?というと、それは圧倒的にレネゲードということになります。
維持費を安く済ませたい
ぶっちゃけ、ラングラーはかなり金がかかります。国産車のように「無故障」というわけにはいかないためです。
参考までに、筆者がJKラングラーを2014年に購入して、これまでかかった経費をまとめた記事は以下になります。
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簡単にご紹介しておくと、エンジンが故障して30万円以上の修理費がかかったこともあります。
一方で、レネゲードは2015年に販売開始されたため、基本設計が比較的新しいと言えます。また、Jeep(クライスラー社)がフィアットと合併後に追加された車種になります。
自動車会社として規模が大きくなり、資本が増えて、ナレッジの共有なども行われているはずですので、より高品質になっていると考えて良いでしょう。
また、実際に筆者がお世話になっているディーラーマンの話を聞いたところでも、レネゲードについてはそれほど故障率は高くない、とのことでした。
(全く故障しないわけではないが)
そのため、維持費をできるだけ安く抑えたいという気持ちが強い場合は、レネゲードを選ぶと良いでしょう。
コンパクトSUVが欲しい
そもそもが「コンパクトSUVが欲しい。」という方にとっては、魅力的な選択肢と言えますね。
「Jeep」という概念をデフォルメしたようなカッコ可愛いルックスは、唯一無二の存在と言えます。
コンパクトSUVとしての実用性は高く、Jeepといえばオフロードを走る車というイメージですが、オンロードでの走りも悪くないですね。
ただ、パッケージングの秀逸さで考えると、やはり国産車に部があると思います。例えばリアシートの居住性や、ラゲッジの広さなどはそこそこ、といった感じですね。
どちらかといえば実用性よりも雰囲気重視で選ぶ車だと言えます。
Jeepレネゲード 4xeを上手に買う方法
Jeep レネゲード 4xeは、プラグインハイブリッドを搭載したオシャレなコンパクトSUVが欲しい場合には、最適な一台です。
でも、高いですよね…
為替の影響があるとはいえ、¥5,840,000はなかなかパンチのある金額です。見た目は可愛いのに、値段は全然可愛くないですね…
そこで、
- 下取り車の価格をUPする
- ある程度まとまった頭金を入れる
- 残クレを利用する
このような方法で、
レネゲード 4xeの支払いを楽にすることができます。
今乗っている車を、そのままディーラー下取りに出すと安く買い叩かれる可能性があります。
筆者の場合でも、ディーラーから提示された下取り価格はたったの110万円でした。
さすがに安すぎないですかね…確かに走行距離は10万キロ近いものの、
ラングラーといえば輸入車の中でもトップクラスにリセールが良い車種のはずです。
参考までに、同年式で、走行距離が近い条件の中古車車両を探してみると、結構強気の価格で販売されています。
この市場価格を見る限り、110万円というのは明らかに買い叩いているとしか考えられません。
念の為、買取業車にも査定してもらって、どちらで高く売れるかはしっかり確認した方がよいですね。
少し前まで、半導体不足で新車の納期が遅れており、待ちきれない人が中古車に流れていました。
そのため中古車の平均価格は、バブル状態でしたが、今は過熱気味の市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
ただ依然として、車を高く売るために一括査定が有効なのは変わりありません。
中古車バブルが崩壊した今、中古車の市場価格は下がり調子ですが、下がりきる前に売り切ることをおすすめします。
仮に10万円高く売れたら、それだけ新しい車のローン支払い額が少なくなりますし、家族で旅行に行くこともできます。
面倒くさいかもしれませんが、少しの手間で高く売れるなら確認しておいた方が良いですよね。
理想は、複数の買取業車を競争させることです。競争させることで、最高値を引き出すことができるためですね。
一括で複数業者に見積もり依頼できるサービスがありますので、そちらを利用すると効率的です。
今すぐ売る気がなくても、相場だけ知っておくだけでもディーラーとのやりとりにおいて有利に働きます。
Jeepレネゲードのデメリット
レネゲードのデメリットは以下となります。
ハイオク指定である
Jeepレネゲードは、ヨーロッパ車と多くの部品を共有している関係か、燃料はハイオク指定となっています。
→FIAT 500Xと兄弟車の関係です。製造はフィアット社ですのでヨーロッパ車となり、ハイオク仕様です。
アメ車といえばレギュラーガソリン、というのが定説でしたが、クライスラーがフィアットと合併したことにより、その定説は崩れつつあります。
一方で、ラングラーはピュアなアメリカの車で、いまだにレギュラー指定です。ラングラーは特にプラットフォームなどを他社と共有しているわけではないためですね。
インテリアがチープ!
インテリアは世代が古い感じで、かなりチープです。全体的な素材感がかなりプラスチッキーですし、デザイン自体もちょっと古い。
2015年のデビュー時からほとんど変わっていないため、少し古く感じるのでしょう。
また、メーターパネルも真ん中に大きな液晶はあるものの、スピードメーター、タコメーターはデジタル化されていないので、1世代前の印象です。
ただ、「Jeep」として考えると妥当な感じですし、極端に安っぽいわけではありません。
むしろ、コンベンショナルな、従来の車としての風情があり、最新のハイテクなインテリアが苦手、という方にとってはむしろ良い雰囲気です。
Jeepレネゲードはラングラーと比べないこと!
まとめとしては、Jeepレネゲードを購入する際は、決してラングラーと比較してはいけない。ということです。
例えば、ラングラーをすでに持っていて、セカンドカーとして購入する場合などは全く問題ありません。
また、コンパクトなSUVが欲しくて、コンパクトSUV同士で比較した結果レネゲードにする。というような場合も同様です。
しかし、本当はラングラーが欲しいけど、何らかの事情でレネゲードにする。という場合は100%後悔します。
本当に欲しい、と思った車を購入されることを強くお勧めします。
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