RAV4はでかすぎ？狭い道で運転しにくい？オーナーが解説＆実際に運転して確認。

RAV4はでかすぎ？運転しにくい？

こんにちは、ライターの黒川です。今回は、150系後期ディーゼルプラドに乗る私が、友人のRAV4を運転させてもらい、その所感をまとめた記事となります。

また、巷では「RAV4がでかすぎて運転しにくい？」という噂が立っています。

実際のところどうなのか、オーナーへ確認しました。

結論からいって、RAV4がでかすぎて運転しにくいか？と言われると、それはNOである、と言えます。

もちろん運転する方の技術力にもよりますし、一概には言えません。

ですが、RAV4オーナーからすれば、

「特別大きく感じるようなことはなく、日本の道路環境にマッチしたサイズ感であり、いたって運転しやすい。」

ということでした。

また、筆者が実際に運転させてもらった感覚でも、少なくとも大きくは感じませんでした。

普段、より大きなプラドに乗っているからかもしれませんが…

ただ、注意点として車幅は結構大きめなので、狭い道でのすれ違いに関しては少しだけ気を遣うこともある、ということです。

一方で、全長や全高については一般的なサイズに収まっていますので、なんら問題ないですね。

狭いと感じるショッピングセンターなどの駐車場にもぴったり収まります。

以下、RAV４の運転感覚について詳しく解説していきます。

動画はこちら

TOYOTA RAV4のサイズをチェック！でかすぎ？

人気グレードのADVENTUREで大きさチェック

今回サイズ感を確かめるRAV4は人気グレードのADVENTURE。

パワートレインは「ダイナミックフォースエンジン」を名乗る「M20A-FKS」を搭載。レクサスUXにも搭載されている2.0L直列4気筒の自然吸気ガソリンエンジンです。

トランスミッションはダイレクトシフトCVTを採用。

駆動方式は「ダイナミックトルクベクタリング」機構による4WDです。

RAV4のサイズ

今回は筆者のプラドと並べてみました。

二台を並べてみると、RAV４はとてもコンパクトに見えます。

しかし実は車幅はほぼ同じ(プラド1885mm、RAV4 1865mm)。RAV4も車幅は小さく無いといえます。

RAV4は高さと長さがコンパクト。

幅はたったの20mmしか違わないですが、狭い道でも運転しやすいのは圧倒的にRAV4です。

20mm違うだけで、感覚的にはかなり違います。

筆者はプラドを普段運転しているので、感覚がおかしいかもしれませんが、これまで運転してきたあらゆる車の中でも、RAV4は特に大きく感じることはなかったですね。

むしろ運転しやすい部類かと思います。

乗降性も良い

RAV4の最低地上高は200mm。乗り降りが非常にしやすいですね。サイドシルを踏まなくても一歩で運転席へ乗り込むことができます。

サイズ感からくる運転のしやすさだけでなく、乗り降りする時点で、フレンドリーさを感じさせてくれます。

乗り込んだ時点で、「なんだか運転しやすそう。」と感じるのは私だけではないはずです。

RAV4試乗！

RAV4ファーストインプレッション

まず最初に感じたのはハンドルが軽いこと。いきなり狭い道を通りましたが、切り返しがラクラクで、プラドに比べてコンパクトなため運転しやすいです。

幅20mmでここまで違うというのは少し驚きです。

さらに車重の軽さからか、ブレーキも軽い踏力でグッと良く効きます。

そして以外だったのはタイヤのゴツゴツ感や硬さが結構ダイレクトに伝わってくること。19インチで薄めのタイヤを履いているからでしょうか。SUVらしいフィーリングといえばそんなイメージです。

サスペンションはプラドに比べるとやや硬めでスポーティなセッティング。

目線は低く乗用車ライク。とはいえ、セダンやコンパクトカーと比べると目線は高めです。

少し見下ろすような視点であるため、先が見通しやすいですね。

これも運転のしやすさにつながっていると思います。

意外とキビキビ走るRAV4

RAV4は2.0L自然吸気ガソリンエンジンで、スペックは171馬力、トルク207Nm。ノンターボなので走りはあまり期待していませんでしたが、いい意味で裏切られる軽快感を持っています。

ECOモードで走っていてもキビキビとした爽快感のある走りで、もたつき感は全然ありません。また、上り坂も車重の軽さによってスイスイ登ります。

さらにスポーツモードにすれば機敏なアクセルレスポンスや、スポーティなエンジン音を楽しむことができます。

CVTは、あえて有段式のトルコンATが変速しているようなプログラムが組まれています。これが非常に良い仕上がりで、同等かそれ以上の上質感や楽しさがあります。

エンジンブレーキの効きも自然で良いですね。走る、曲がる、止まるに関して非常に完成された一台という印象です。

レンタカーで同じプラットフォームを採用するハリアーも乗ったことがありますが、ハリアーはより乗用車ライクな印象が強く、どちらもしっかり味付けがされています。

RAV4はSUVっぽさもありながら、優等生タイプ。全てにおいて及第点以上で、トータルバランスに優れた車に仕上がっています。

こうした、爽快感のある走りの良さが、運転のしやすさにもつながっている印象ですね。

かなり運転が楽しい車で、ボディの大きさを意識させるようなことはありませんでした。

RAV4はでかすぎ？運転しにくい？ユーザーの声

というわけで、筆者個人的な意見を述べると、RAV4は決してでかくて運転しにくい、というシロモノではありませんでした。

しかし、「それってあなたの感想ですよね？」と思われるかもしれません。

確かに、筆者はプラドの感覚が残っているため、そのように感じた可能性は捨てきれません。

ですので、SNSなどの口コミも念の為チェックしておきましょう。

エクストレイルよりでかい？

納車したーーー！！
青にするとか言っておいて直前で白にしましたw
白にしてよかった！
エクストレイルと並べるとRAV4でかいなー！！ pic.twitter.com/vNbFha8mvt

— ぽん (@pon_0_7_) February 8, 2020

T31系のエクストレイルと比較すると、大きく感じるという口コミです。

確かに、T31系は

となっており、RAV4よりは小さいです。

RAV４のサイズは以下。

冷静に数値を比較すると、いずれも数mm大きいだけです。

本当にこの数ミリで、運転のしやすさが変わるか？という点は考慮の余地があります。

筆者としては、ほとんど変わらないのでは？と感じます。

また、現代の車はどんどん大型化しており、その流れをRAV４でも汲んでいる、ということですね。

参考までに、現行のエクストレイルのサイズは以下。

RAV4が特別でかい、ということはないですね。

コンパクトカーよりでかい

無事にrav4 納車しましたー！
とにかくでかい(^^;
気を付けて運転しないとね。
キューブ今までありがとう！ pic.twitter.com/d0O06NCmxb

— O-JIRO/taku (@penisrin) September 29, 2019

コンパクトカーからの乗り換えで、大きく感じる。という評判です。

車格が違うため、当然のことながら大きくなります。

とはいえ、先述したように、DセグメントのSUVとしてはいたって標準的なボディサイズとなっています。

RAV4がでかい！と感じるケースでは、主にRAV４よりも小さな車から乗り換えられた方が、そのように感じるケースが多く見受けられますね。

でかいけど運転しやすい

RAV4をレンタル！
でかい割にめっちゃ運転しやすい！
乗り換えたくなっちまった…笑 pic.twitter.com/1390Xh0LZm

— しみちゃん@ガオラー (@LGM_S_Y) October 9, 2022

また、確かに大きさはでかいものの、実際に運転してみると運転しやすい！という口コミも多く見られますね。

RAV4PHEV納車しました‼︎✨
2022/8/25契約
2023/1/15納車となりました。

大きいけど運転しやすい！ハンドル軽くてビビる！19インチはやっぱり少しコツコツ感！でもカッコいい！
とりあえずコーティング行き💦

TLで待機中の皆様にもいち早く納車されることを祈っております！#RAV4 #RAV4PHEV #納車 pic.twitter.com/XD2KSeejPT

— K.K (@kby_kk) January 15, 2023

今日で、rav4 adventure 乗り始めて1年です。

一年なんてあっという間ってくらい大好きな車です。

ムーンルーフも最高だし、運転もしやすいし、思ったより小回り効くし、やっぱりこの車選んでよかった♡ pic.twitter.com/mP5JL8jpFD

— とーふRav4 (@MamaRav4) July 4, 2022

女性オーナーの方でも、運転しやすい！というご意見もありました。

RAV4はでかすぎて運転しにくい？NOです！

以上、プラドオーナーがRAV4に乗った所感についてでした。

まとめると、

RAV4は、非常に仕上がりが良く優等生タイプの車に仕上がっていました。

ボディの大きさを意識することはなく、ひたすら運転しやすい感覚ですね。

もしボディの大きさで悩んでいる場合は、ぜひ一度試乗してみることをおすすめします。