ランドクルーザー プラド(150系)は後悔する?
150系プラドを購入検討していて、後悔するポイントを知りたい。
そうお考えでしょうか。
結論から言って、筆者は150系ランドクルーザープラド TXディーゼルを購入して、後悔したポイントはほぼありません。
むしろプラドが気に入りすぎて、バイアスがかかっている可能性はありますが…
そこで、150系ランドクルーザープラドを購入する前に「後悔」しそうなポイントをご紹介しつつ、解消方法もお伝えしていきます。
プラドに乗ったこともない、買ったこともない方が書いている記事よりも、より具体的に、参考になる記事に仕上げたつもりです。
プラドをご検討の方はぜひお読みになっていただけると幸いです。
実は最近、中古車買取相場のバブルが崩壊しました。
少し前まで、半導体不足で新車の納期が遅れており、待ちきれない人が中古車に流れていました。
そのため買取価格はバブル状態でしたが、今は過熱気味の市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
ただし、まだまだ中古車市場が下がりきったわけではないので、高く売るチャンスは残っている状況です。
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中古車バブル崩壊後の今だからこそ、相場が下がりきる前に売り切りましょう。
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プラドの後悔ポイント:日本の道では大きすぎる?
まず1つ目の後悔ポイントとしては、日本の道ではボディサイズが大きすぎる?運転は大変?という点です。
150系プラドは確かに小さい車ではありません。
全長4825mm×全幅1885mm×全高1850mm。ホイールベースが2790mm、最小回転半径が5.8mとなります。
しかし、実感としては、ギリギリ日本の道路事情にもマッチしたサイズ感ですね。
参考までに、筆者は神奈川県に在住しており、幹線道路から住宅街の裏道までバラエティに富んだ道路環境です。
普通に運転してて「大きすぎる」と感じるケースは希ですね。
アメ車のフルサイズや、ランドクルーザー300ぐらい大きければ話は別ですが、プラドの大きさなら日本の道路事情にはギリギリマッチしていると言えます。
特に車幅は1885mmと、それほど大きくありません。
実はCセグメントSUV、例えばRAV4も1,855 ~ 1,865 mmあるので大差ないのです。
だから、すれ違いで特別苦労することもありません。
また、ハンドル切れ角もわりと大きくて、小回りもまああま効きます。ボンネットの見切りもよいため、非常に運転しやすいというが結論です。
ただし、ショッピングモールの狭い駐車場で少し大きく感じたり、運転が苦手な方にとってはやや大きく感じる可能性はあります。
プラドの後悔ポイント:維持費が高い
次に、プラドを購入したはいいけど、維持費が高くて大変なのでは?という懸念点ですね。
実は、維持費はそれほど高くありません。
トヨタクオリティなので故障は考えられないですし、筆者の場合はディーゼルモデルを選んだため燃費も良好です。
詳しい維持費は以下の記事でご紹介しています。
プラド150系ディーゼルTXの1年目維持費 2020年式、150プラドディーゼルTXグレードの1年間の維持費をご紹介します。 結論からいって、意外とかかってないというのが実感です。 初年度の維持費合[…]
参考までに筆者の場合、初年度の維持費合計は年間で419,400円となりました。月にならすと34,950円となります。
ただしこれは月1万3000円の駐車場代が含まれていますので、駐車場代がかからない場合は、月額21,950円まで下がります。
それに加えて、車両本体のローン支払いが月々3万5000円ですので、ローン支払いを含めたプラドに対するキャッシュアウトは、だいたい7万円前後ということになります。
感じ方は人それぞれですので、高いか安いかは判断が分かれる部分です。
しかしながら、筆者の実感としては、思っていたよりも安いという印象があります。
でかい車ですし、結構維持費がかかるのでは?と思っていたので嬉しい誤算ですね。
もちろん、下の車格のRAV4やカローラクロスといったSUVと比べると、当然ながらお金はかかります。
重量税、自動車税も高いためですね。
しかし、非現実的な数値ではないですし、普通に働いていれば問題ない金額ではないでしょうか。
プラドの後悔ポイント:盗難が怖い
ランドクルーザープラドは非常に盗難率が高い車種となります。
そのため、月極め駐車場などで青空駐車をしていると盗難のリスクと向き合う必要があります。
全くの対策なし、というわけにはいきません。
対策方法としては、社外品のセキュリティシステムを取り付けるか、盗難保険に入ることになります。
筆者の解決方法としては、クリフォードの最高級セキュリティシステムである、G6 880Jを取り付けることで対策しています。
盗難率の高い150系後期ディーゼルプラド 150系後期ディーゼルプラドオーナーの悩みのタネである、盗難率の高さ。人ごとではなく、しっかりと対策をしていく必要があります。 クリフォードのセキュリティシステムを取り付けましたので[…]
価格は取り付け工賃込みでだいたい25万円程度でした。
確かに、盗難率が低い車種に乗っていれば不要な出費です。そのため純粋なコストになります。
盗難がどうしても怖いという方は、選ぶべきではない車種であることは間違いありません。
ちなみにクリフォードの盗難防止システムのキャッチコピーは「全米で一台も乗り逃げされたことがない」というものです。
しっかりとした対策をすることで盗難リスクを極限まで下げることは可能です。
プラドを賢く買う方法
今乗っている車を、そのままディーラー下取りに出すと安く買い叩かれる可能性があります。
筆者の知り合いのJeepラングラーを例に挙げると、ディーラーから提示された下取り価格はたったの110万円でした。
さすがに安すぎないですかね…確かに走行距離は10万キロ近いものの、
ラングラーといえば輸入車の中でもトップクラスにリセールが良い車種のはずです。
参考までに、同年式で、走行距離が近い条件の中古車車両を探してみると、結構強気の価格で販売されています。
この市場価格を見る限り、110万円というのは明らかに買い叩いているとしか考えられません。
念の為、買取業車にも査定してもらって、どちらで高く売れるかはしっかり確認した方がよいですね。
少し前まで、半導体不足で新車の納期が遅れており、待ちきれない人が中古車に流れていました。
そのため中古車の平均価格は、バブル状態でしたが、今は過熱気味の市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
ただ依然として、車を高く売るために一括査定が有効なのは変わりありません。
中古車バブルが崩壊した今、中古車の市場価格は下がり調子ですが、下がりきる前に売り切ることをおすすめします。
仮に10万円高く売れたら、それだけ新しい車のローン支払い額が少なくなりますし、家族で旅行に行くこともできます。
面倒くさいかもしれませんが、少しの手間で高く売れるなら確認しておいた方が良いですよね。
理想は、複数の買取業車を競争させることです。競争させることで、最高値を引き出すことができるためですね。
一括で複数業者に見積もり依頼できるサービスがありますので、そちらを利用すると効率的です。
今すぐ売る気がなくても、相場だけ知っておくだけでもディーラーとのやりとりにおいて有利に働きます。
ディーゼルとガソリンのチョイス
プラドで後悔するかもしれないポイントは、ディーゼルorガソリンの選択です。
筆者がなぜディーゼルモデルを選んだか。
その理由としては以下。
- 年間1万2000km〜1万3000kmほど乗るので、コスト面でのペイが4〜5年でできる
- 長距離を乗ることが多い
- ディーゼルのサウンドやフィーリングが気に入った
- ディーゼルの特徴が、プラドにマッチしている
後悔はなく、ディーゼルを選んで良かったと思っています。
街乗りではガソリン車でもディーゼル車であっても、それほど高回転まで回すことはないですよね。
そのため、低回転からトルクが得られるディーゼルエンジンは、非常に合理的なチョイスと言えます。
特にプラドは、飛ばす車ではないので、車の性格にもマッチしていますね。
ここについては考え方は人それぞれですので、正解はありません。
簡単な選び分け方としては、海外人気がありますので、ガソリンの方がリセールは良い傾向にあります。
それほどリセールは意識せず、長く乗り続けるつもりならでディーゼルを選ぶのが良いでしょう。
その方向性がマッチしていないと、後悔する可能性があります。
ガソリンのプラドはどうか?
レンタカーでガソリンのプラドも乗りましたが、パワー不足はそれほど感じませんでした。
確かにもっさりした感じは多少ありますが、ガソリンでも問題ありません。
高速道路にも乗ってみて、判断しました。レスポンスも悪くありません。
ガソリン車がおすすめのケース
- 短距離しか乗らない
- 街乗りしかしない
- 走行距離が少ない
- 乗る回数が少ない
という場合は、ガソリン車がオススメです。ディーゼルの上乗せコストを燃料代でペイできないためです。
インテリアが古臭い?
プラド の後悔ポイントとして、インテリアが古臭い。という点が挙げられます。
ぶっちゃけ、確かに古いです。
なぜなら、150系プラドのデビューは2009年と10年選手。マイナーチェンジで化粧直しをしているものの、基本的なデザインは大きく変えることができないため、古さを隠し切れないと言えます。
ただ、オーセンティックな車のインテリアが好きな方にとっては、かえって落ち着く感じもあります。
また、操作スイッチなどが無骨で大きいのも、車のキャラクターにはマッチしています。
質感についてもガッカリするほどではありませんし、十分に満足いく品質だと感じています。
ひとそれぞれ好みがありますので、実際に見てみるのが良いと思います。
最新のメルセデスのような、巨大なモニターがドン!みたいな先進感はないですが、旧来の’車らしさ’があると言えるでしょう。
車内が狭い?
もちろん、ミニバンなどに比べれば狭いですが、それは当たり前の話ですね。車に何を求めるか?によって、後悔するかどうかが決まります。
むしろ、抜群の悪路走破性や、カッコいいスタイルを持ちながら、ファミリーカーとしても使えるパッケージングは悪くないと言えます。
トヨタらしく、上手なバランスでまとめられていますね。
よく競合として比較される、マツダのCX-8などと比べても、それほど狭いというわけではありません。CX-8はプラドより車高が低いため、むしろ頭上の圧迫感はプラドの方が少ないぐらいです。
余談ですが、筆者の場合妻、子供1人の三人家族です。そのため、全く問題なく広々と使えています。
プラドの後悔ポイントまとめ
以上、ランドクルーザープラド(150系)について、後悔する可能性があるポイントをご紹介しました。
これらが許容できるのであれば、買いであると言えます。
本当に良い車ですので、気になっている方はぜひ購入することをおすすめいたします。