トヨタ ランドクルーザー プラドに乗れる年収
トヨタランドクルーザー プラドの販売価格は367.6万〜(税込)です。
オーナーの懐事情に合わせた、幅広い価格設定が魅力ですね。
上級グレードを見るとキリがないですが、ベースグレードのTX(2.7L ガソリン車)であれば、比較的フレンドリーな価格です。
結論からいって、ランドクルーザー プラドは、月々の支払額が無理のない範囲であれば乗ることができます。
筆者と同じように、普通のサラリーマンでも全く問題ありません。
ズバリ、年収○○○万円なら乗れる。という答えはありません。
独身・既婚・子持ち・実家暮らし・住宅ローンあり/なしなど、その方のステータスにもよるので断言することはできないためですね。
ですが、実際に支払いをシミュレーションしてみると、意外と手が届く範囲なことに気がつきます。
- 下取りではなく買取業車に売る
- 頭金をまとまった金額入れる
- 残クレを利用する
この3つの戦略を組み合わせることで、たとえ年収が特別高くなくても、ランドクルーザー プラドに乗ることができます。
以下、詳細を解説していきます。
下取りではなく買取業車に売る
今乗っている車を、そのままディーラー下取りに出すと安く買い叩かれる可能性があります。
買取業車にも査定してもらって、どちらで高く売れるかはしっかり確認した方がよいですね。
少し前まで、中古車の平均価格がバブル状態でした。
半導体不足で新車の納期が遅れており、新車を待ちきれない人が中古車に流れていたためですね。
しかし現在はバブルは崩壊し、徐々に市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
とはいえ、下がりきったわけではないので、まだまだ高く売るチャンスは残っている状況です。
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ランドクルーザー プラドの支払い例
ランドクルーザー プラドのローン支払い例を、人気グレードの「2.7TX Lパッケージ」で算出しました。
車両本体価格 | 4,337,000円 |
頭金 | 100万円 |
残価設定ローン | 5年60回払い |
月額 | 約2万3千円 |
ボーナス月加算 | 10万円 |
ランドクルーザー プラド2023年モデルについて、支払いのモデルケースをご紹介します。
人気のランドクルーザー プラドTX Lパッケージグレードは430万円以上しますが、
頭金を100万程入れて、5年60回払いの残クレを利用することでだいたい月額2万3千円程度の支払いで乗ることができます。
たしかに400万円は高額ですが、このぐらいの支払い金額であれば、なんかイケるかも。と断然思えてきますよね。
ただし注意点があり、ボーナス月は10万円程度の加算があり、さらに5年後に225万円の残債が残ります。
筆者のケース
ちなみに、筆者の場合は、150プラドディーゼルTXグレードを購入。
車両本体のローン支払いは月々3万5000円で残価設定ローンを組んでいます。
詳細は、下記事にまとめていますのでご参照ください。
プラド150系ディーゼルTXの1年目維持費 2020年式、150プラドディーゼルTXグレードの1年間の維持費をご紹介します。 結論からいって、意外とかかってないというのが実感です。 初年度の維持費合[…]
頭金が用意できるか
年収が特別高くなくても、トヨタランドクルーザー プラドに乗る方法としては、頭金を用意できるかどうかが重要なポイントです。
もちろん、下取り車を入れることでも用意することが可能です。
まとまった頭金を入れることで、月々の支払い額をグッと抑えることができます。
月々の支払額
根拠となるローンシミュレーターの見積もりを確認します。
5年60回払いの残価設定型ローンで組んだ場合、初回が28,075円、2回目以降が23,300円。ボーナス月は100,000円 × 10回となります。
最終回の残価額は2,255,240円。
ランドクルーザー プラドはリセールが良い
ランドクルーザー プラドは、国産車の中でも飛び抜けてリセールが良い車種となります。
そのため、残価設定額を非常に高く設定することができて、月々の支払い額を抑えることができます。
車両価格が4,337,000円で5年後の最終支払い額(残価)は 2,255,240円。
つまり5年後の残価率は約52%。平均的な5年目残価率は40〜50%ですので、資産価値が高い車種といえます。
残クレを利用した支払いプランであれば、それほど無理筋というわけではないことが分かります。
実際、ディーラーの営業マン談で、20代の普通の若者が購入するケースも多いようです。
契約時に3〜5年後の残価(残存価値)を決めて、残価を除いた価値の減る金額のみを分割返済します。
例えば、3年後の残価が新車時の40%であれば、残りの60%を3年間で支払うことになります。
返済を終えても車両は自分の所有物になりませんが、月々の返済額は安く抑えられます。
年収が少ない場合の注意点
ランニングコストを考慮する
トヨタランドクルーザー プラドは、まとまった頭金さえ入れることができれば、年収が高くなくても乗ることができます。
また、トヨタ車は故障のリスクも少ないですし、点検・車検の費用も特別高い車種ではありません。
ですが、カッコいい車なのでカスタムしたくなったり、スキースノボに行くためにスタッドレスタイヤを購入したりすることはあるでしょう。
そういったランニングコストもしっかり計算してから購入しましょう。
買ってみたものの、維持費でいっぱいいっぱいとなり、我慢続きでしたら本末転倒ですからね。
借り入れ金額の目安は年収の半分?
「借り入れ金額の総額が、年収の半分程度になると良い。」という目安をよく見かけますが、正直、あまりアテにならない指標です。
その指標に従うと、400万円のランドクルーザー プラドをローンで購入できるのは、少なくとも年収800万円以上ということになってしまいます。
実際にはそんなことはなく、20代の若者が購入してる事例もたくさんあります。
ランドクルーザー プラド、街中でたくさん走ってるのを見かけますよね。そのオーナー全員が年収800万円以上とは到底思えません。
社会情勢を考慮する
会社の業績など、向こう5年間の収入を担保できることをしっかり見極めた上で購入しましょう。
とはいえ、先のことは誰にもわかりませんし、最終的にはクレジット会社の審査次第です。
慎重になりすぎるのも考えものですね。
その他、年収にかかわらずランドクルーザー プラドに乗る方法
親ローンを利用する
20代の若者であれば、無金利の親ローンが使えるならば最強です。
150系ランドクルーザー 中期型の中古を狙う
出典:FLEX
プラド以外は考えられないが、新型はやはり高すぎる…という場合は、比較的安価な150系中期の中古車を狙うことになります。
現行の150系ランドクルーザー プラドは2009年デビューです。
2013年に中期型、2017年に後期型へとマイナーチェンジしています。
2013年〜2017年ぐらいまでの中期型ランドクルーザー プラドが、300万円程度の価格帯で中古車市場に流通しています。
認定中古車の場合、残クレを利用することもできます。
ただし、新車と比べると金利は少々高くなります。
あとこれは主観ですが、プラドは古くてもカッコいいんですよね。型落ちだからって、全く見劣りしません。
特に150系中期のプラドはまだまだ現役な感じがします。
ですので、中古の150系中期を狙うのは選択肢としてかなりアリだと感じます。
150系中期プラドの中古なら現行の2/3程度の価格
150系中期プラドの中古であれば、現行プラドの新車のおおよそ2/3程度の価格で乗ることができます。
月々の支払い金額は、現行プラドの新車とほぼ変わりませんが、5年後に残る残債額が大きく違ってきます。
現行プラドの場合ですと、購入金額の半分程度の残債が残ることになりますので、安易に残クレを組むのは慎重になった方が良いですね。
もちろん、5年後にまた新しい車に乗り換えるつもりならばアリです。その場合、5年後の時点で次の車の頭金を用意できていることが理想です。
残クレの残債が残った現行プラドは、返却して残債を清算するだけになり、下取りに充てることができないためですね。
下取りではなく買取業車に売る
今乗っている車を、そのままディーラー下取りに出すと安く買い叩かれる可能性があります。
筆者の知り合いのJeepラングラーを例に挙げると、ディーラーから提示された下取り価格はたったの110万円でした。
さすがに安すぎないですかね…確かに走行距離は10万キロ近いものの、
ラングラーといえば輸入車の中でもトップクラスにリセールが良い車種のはずです。
参考までに、同年式で、走行距離が近い条件の中古車車両を探してみると、結構強気の価格で販売されています。
この市場価格を見る限り、110万円というのは明らかに買い叩いているとしか考えられません。
念の為、買取業車にも査定してもらって、どちらで高く売れるかはしっかり確認した方がよいですね。
少し前まで、半導体不足で新車の納期が遅れており、待ちきれない人が中古車に流れていました。
そのため中古車の平均価格は、バブル状態でしたが、今は過熱気味の市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
ただ依然として、車を高く売るために一括査定が有効なのは変わりありません。
中古車バブルが崩壊した今、中古車の市場価格は下がり調子ですが、下がりきる前に売り切ることをおすすめします。
仮に10万円高く売れたら、それだけ新しい車のローン支払い額が少なくなりますし、家族で旅行に行くこともできます。
面倒くさいかもしれませんが、少しの手間で高く売れるなら確認しておいた方が良いですよね。
理想は、複数の買取業車を競争させることです。競争させることで、最高値を引き出すことができるためですね。
一括で複数業者に見積もり依頼できるサービスがありますので、そちらを利用すると効率的です。
今すぐ売る気がなくても、相場だけ知っておくだけでもディーラーとのやりとりにおいて有利に働きます。
トヨタランドクルーザー プラドは普通のサラリーマンでも乗れる
まとめると、トヨタランドクルーザー プラドは頭金100万円、ボーナス払い10万円という条件付きで、ざっくりと2万3千円程度の支払額で乗ることができます。
年収は特別高くなくても、まとまった頭金を入れて、残クレを利用すれば普通のサラリーマンでも大丈夫です。
気にいった車があるのなら、買ってから悩みましょう。
仕事の活力にもなりますし、生きるモチベーションにもつながります。
妥協してコンパクトカーなどにしてしまうと、ずっとプラドが頭から離れなくなります。精神的に不健康ですよね。
ただし、残価設定ローンでは残債が多く残る点に注意が必要です。次の車はグレードダウンする必要が生じる可能性もありますので、返済計画はしっかりと立てましょう。
安価に済ませたいなら、150系中期プラドの中古もアリです。
関連記事
トヨタ車の買い方や選び方については、別の記事でもまとめていますので参照ください。