マツダのディーゼルは最悪?
マツダのディーゼル搭載車は、多岐に渡ります。
MX-30などの特殊なラインナップを除くと、ほぼ全車種にディーゼル搭載車が用意されていますね。
トルクフルなディーゼルエンジンは一度味わうとやみつきになる爽快なフィーリングです。
また、騒音や排気ガスなどディーゼルならではのデメリットも上手に抑えられており、仕上がりが良いことでも知られています。
これまで2.2Lの直列4気筒エンジンが主流でしたが、ついにCX-60には3.3L直列6気筒のディーゼルエンジンが搭載され、回転フィールの気持ち良さまで手に入れました。
しかしながら、マツダのディーゼルエンジンは、耐久性の面で問題を抱えている、という話もよく耳にします。
筆者もそれは実感しており、知人でCX-5のディーゼルモデルに乗っている人が3人ほどいるのですが、そのうち2台がエンジン関連の不具合を抱えていました。
それらの詳細や、マツダのディーゼルを選ぶ際に気をつけたいポイントを詳しくご紹介いたします。
当記事を執筆している筆者は、家族ぐるみでマツダ車のお世話になっています。
これまで購入したマツダ車は、CX-5(2.5Lガソリン)、CX-8(2.2Lディーゼル)、フレアワゴン、ロードスターRF、CX-30(スカイアクティブG)と見事にマツダ地獄?にハマっています。
自動車評論家の先生などに比べれば浅い知識かもしれませんが、一般的なマツダユーザーとしてはかなり重度のマツダフリークです。
今乗っている車を、そのままディーラー下取りに出すと安く買い叩かれる可能性があります。
買取業車にも査定してもらって、どちらで高く売れるかはしっかり確認した方がよいですね。
少し前まで、中古車の平均価格がバブル状態でした。
半導体不足で新車の納期が遅れており、新車を待ちきれない人が中古車に流れていたためですね。
しかし現在はバブルは崩壊し、徐々に市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
とはいえ、下がりきったわけではないので、まだまだ高く売るチャンスは残っている状況です。
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マツダのディーゼルは最悪?に対する結論
結論としては、マツダのディーゼルエンジンは、長く乗るには多少リスクがあると言えます。
具体的には、5年5万キロ程度では問題ないのですが、10年10万キロ乗り続けるとかなりリスクが増えると言えます。
ただし、2017年以降の比較的高年式のモデルでは不具合は少ないです。
特に初代CX-5の故障事例を身近に体験していますので、古いモデルについて限定すれば、どちらかと言えば故障が多い車種と言えます。
一方で、2017年デビューの2台目CX-5については、あまり神経質になりすぎる必要はなさそうです。10万キロ乗った事例があったのですが特に問題なかったためです。
筆者が社用車として使っているCX-8(2.2Lディーゼル)についても5年5万キロで全く問題ありません。
以下、故障事例を詳しくご紹介します。
マツダ 初代CX-5の故障事例
CX-5 2013年式 中古車の購入事例
1つ目のモデルケースは、初代CX-5のディーゼルモデルを中古で購入した方のお話です。
2019年ごろに、2013年式、走行距離10万キロのCX-5 ディーゼルモデルを購入されました。
納車後数十キロを走行後に、突然交差点の真ん中でエンジンチェックランプが点灯し、出力ダウン。そのままコンビニの駐車場にうまく逃げ込むことができたのが幸いでした。
走行不能に陥ってしまったため、レッカーで整備工場へ。
その後、診断としてはディーゼルエンジンのスス詰りが原因のトラブルで、なんと修理コースはエンジン載せ替えで100万円とのこと。
幸いにも、マツダがリコールを出している内容となっていたため無償修理となりましたが、自分で支払う可能性も無いわけではないため、ゾッとしますね。
初代CX-5 新車購入で10万キロ走行
2つ目の事例は、初期型モデルのCX-5ディーゼルモデルを新車購入して、自身で10万キロ走行したケースです。
10万キロ走行で、どうもエンジンの調子が悪くなってしまい、さらに乗り続けるには修理を余儀なくされてしまったとのこと。
10万キロ走行時点である程度大きな修理が必要となり、ある種の寿命が来てしまうのは、正直言って耐久性が低いと言わざるを得ません。
ガソリン車であればメンテナンス次第ではまだまだ乗れる走行距離ですね。
結局、もう一度ディーゼルのCX-5を購入する気にはなれず、トヨタ RAV4のガソリン車にお乗り換えとなりました。
筆者としては、そのようなマツダのディーゼルモデルの不具合を目の当たりにしていましたので、CX-5はガソリンターボ車を選んでいます。
2017年式 新型マツダCX-5の10万キロ走行事例
続いて、2017年式の現行型マツダCX-5の10万キロ走行事例です。
こちらの方は、CX-5を購入して相当な距離を乗っていました。なんと、最初の1年で3万キロ、2回目の車検までに10万キロほど走行されたとのこと。
しかし、大きなエンジントラブルなどはなく、売る直前時までかなり快調でした。
15万キロ〜20万キロ程度乗り潰す予定だったのですが、CX-60が発表されて、乗り換えることに。
CX-5のディーゼルが快調でしたので、もちろんCX-60も直6ディーゼルモデルをチョイス。
というわけで、マツダCX-5 ディーゼルの光と陰についてご紹介いたしました。
高年式、特に2017年のフルモデルチェンジ以降のモデルについては対策も施されているため、それほど心配になる必要はないと言えます。
実際に、筆者も社用車としてCX-8の2.2Lディーゼルモデルを購入しておりますが、こちらは今だ全く問題なく快調に乗っています。
一方で、注意が必要なのは先代のCX-5です。10年10万キロ乗ると高確率でなんらかの不具合が発生すると考えて良いでしょう。
マツダのディーゼル車を購入する場合は、できるだけ高年式モデルをおすすめいたします。
また、長く乗るご予定の場合は、10万キロの悪夢?がない、ガソリン車も視野に入れると良いですね。
マツダの車をお得に手に入れる方法
下取りではなく買取業車に売る
今乗っている車を、そのままディーラー下取りに出すと安く買い叩かれる可能性があります。
筆者のJeepラングラーを例に挙げると、ディーラーから提示された下取り価格はたったの110万円でした。
さすがに安すぎないですかね…確かに走行距離は10万キロ近いものの、
ラングラーといえば輸入車の中でもトップクラスにリセールが良い車種のはずです。
参考までに、同年式で、走行距離が近い条件の中古車車両を探してみると、結構強気の価格で販売されています。
この市場価格を見る限り、110万円というのは明らかに買い叩いているとしか考えられません。
念の為、買取業車にも査定してもらって、どちらで高く売れるかはしっかり確認した方がよいですね。
少し前まで、半導体不足で新車の納期が遅れており、待ちきれない人が中古車に流れていました。
そのため中古車の平均価格は、バブル状態でしたが、今は過熱気味の市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
ただ依然として、車を高く売るために一括査定が有効なのは変わりありません。
中古車バブルが崩壊した今、中古車の市場価格は下がり調子ですが、下がりきる前に売り切ることをおすすめします。
仮に10万円高く売れたら、それだけ新しい車のローン支払い額が少なくなりますし、家族で旅行に行くこともできます。
面倒くさいかもしれませんが、少しの手間で高く売れるなら確認しておいた方が良いですよね。
理想は、複数の買取業車を競争させることです。競争させることで、最高値を引き出すことができるためですね。
一括で複数業者に見積もり依頼できるサービスがありますので、そちらを利用すると効率的です。
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マツダのディーゼルは最悪ではない。買っても大丈夫
結論としては、現行マツダのディーゼルモデルは安心して購入してOKです。
筆者のCX-8 2.2Lディーゼルも5年5万キロ走行で全く問題ないですし、知人の2017年式CX-5も全く問題なく5年10万キロを走破しているからです。
さらに言えば、5年5万キロ程度で乗り換えるならば、ガソリンとディーゼルのどちらを選んでも問題ないと言えます。
致命的な故障が出る前に乗り換えることになるためです。
マツダのディーゼルで気をつけたいポイントとしては、初代CX-5のディーゼルモデルは故障事例もありおすすめできないことです。
また、高年式であっても10年、10万キロと長く乗り続ける予定の場合はガソリン車も視野に入れて選択することをおすすめします。
ディーゼルモデルの故障リスクがガソリン車と比べて低いとは言えないためです。
マツダのディーゼルモデルを購入予定の方に、なんらかの参考になれば幸いです。