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Jeepレネゲードは故障する?ディーラー情報を元にjeepオーナーが詳しく解説。

Jeepレネゲードは故障する?

Jeepレネゲードを購入したいが、外車なので、故障が気になって踏み切れないという方は多いはずです。

 

特にレネゲードについては、FIATとクライスラーの合作であり、アメリカ車でありながらイタリア生産です。

イタリア車といえば故障のオンパレードで、信頼性がかなり低い。というイメージをお持ちのかたも多いのではないでしょうか。

 

そこで、Jeepラングラーオーナーの筆者が、ディーラーマンとのお話を参考にしながら、Jeepレネゲードの故障ポイントについての考察をします。

 

ラングラーを車検や点検で預けて、代車を借りるとレネゲードをお借りすることも多いため、レネゲードについてもよく知っています。

 

結論から言って、

レネゲードは国産車のように全くの無故障とは言えませんが、年間10万円ほど故障時の修理費用として用意できれるのであれば、問題ありません。

 

参考までに、筆者がJKラングラーを2014年に購入して、これまで故障修理などにかかった経費をまとめた記事は以下になります。

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簡単にご紹介しておくと、エンジンが故障して30万円以上の修理費がかかったこともあり、これまでトータルで50万円以上の修理費用がかかっています。

 

一方で、Jeepレネゲードは2015年に販売開始されたため、基本設計が比較的新しいと言えます。また、Jeep(クライスラー社)がフィアットと合併後に追加された車種になります。

自動車会社として規模が大きくなり、資本が増えて、ナレッジの共有なども行われているはずですので、より高品質になっていると考えて良いでしょう。

 

また、実際に筆者がお世話になっているディーラーマンの話を聞いたところでも、レネゲードについてはそれほど故障率は高くない、とのことでした。

 

ただし個体にもよる部分が大きく、いわゆる外れ個体を引いてしまうと、機関(エンジン、トランスミッション)などの大きな故障が起こることもあります。

 

そのため、当然ながら同じBセグメントの国産SUV(ヤリスクロス、CX-30など)よりは、維持費は高くつきます。

 

当記事では、Jeepレネゲードのよくある故障や、故障した際の想定予算などを詳しく解説していきます。

今乗っている車を、そのままディーラー下取りに出すと安く買い叩かれる可能性があります。

買取業車にも査定してもらって、どちらで高く売れるかはしっかり確認した方がよいですね。

 

少し前まで、中古車の平均価格がバブル状態でした。

半導体不足で新車の納期が遅れており、新車を待ちきれない人が中古車に流れていたためですね。

 

しかし現在はバブルは崩壊し、徐々に市場は落ち着きを取り戻しつつあります。

とはいえ、下がりきったわけではないので、まだまだ高く売るチャンスは残っている状況です。

 

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Jeepレネゲードの故障ポイント

では、Jeepレネゲードで良くある故障内容はどんなものでしょうか。

以下、詳しく解説していきます。

ナビゲーション関係の不具合

Jeepレネゲードの不具合で最も多いのが、ナビゲーション関係の不具合です。

  • BluetoothやCarPlayの音楽が聞こえなくなる
  • いきなり爆音で音楽が流れる
  • 有線接続したiPhoneを認識しなくなる
  • 突然ラジオに切り替わる

などの事例が見受けられます。

ディーラー営業マンの話でも、ナビ関係の入庫はかなり目立つとのことでした。

ただし車の走行に関係はしないため、致命的な故障ではないですね。また、多くの場合は再起動すると治るとのこと。

ですが国産車のような全くのノートラブルを期待していると、落胆してしまう可能性はあります。

6段デュアルクラッチトランスミッション(DCT)の不具合

レネゲードでは、FFの1.3Lガソリンのグレードについては6段デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を採用しています。

2.4リッター4気筒エンジンのトレイルホークはトルコンAT)

 

DCTは通常のトルコンATと比べて、故障しやすいトランスミッションです。

ですがJeepレネゲードについてディーラー営業マンの話では、今の所、致命的なDCT故障での入庫はほとんどないとのこと。

 

ここからは全くの余談として聞いて欲しいのですが、筆者がフォルクスワーゲンのポロに乗っていた際に、同じくDCT(フォルクスワーゲンではDSGと呼ぶ)の不具合が連発したことがあります。

DCTは外れ個体を引くとかなりひどい目にあうのは、筆者が実体験しています。

ミッション関係なので、修理費用が10万円単位でかかってくるのも辛かったですね。

 

ですので、DCTを採用した車両に乗ること自体が、少なからず多少のリスクを抱えることになる点は、知っておいて良いでしょう。

走行不能に陥ることは稀

外車で怖いのは、走行中に急に走行不能に陥るような故障ですよね。

安心して欲しいのですが、、そのような致命的な故障での入庫例はほとんどないとのことでした。

 

参考までに筆者の2014年式のラングラーでも、9年乗りましたが突然走行不能に陥ったりするトラブルは今のところ皆無です。

オイル漏れの症例

エンジンオイル、ミッションオイル、デフオイルなどのオイル漏れの症例もあるようです。

 

ちなみにJK型のジープラングラーでも非常に多い症状です。

特にデフオイル漏れが顕著で、筆者も、オイル漏れで何度入庫したことか…車検のたびに指摘されて余計なコストがかかっています。

 

その点は、Jeepレネゲードについても、多少のリスクがあるようです。ディーラーマンによると、ラングラーほど多くはないが多少の症例はある、とのことでした。

Jeepレネゲードの故障とうまく付き合うコツ

 

Jeepレネゲードを扱うステランティスのディーラーにおいて、Maintenance For Youプログラムと呼ばれるメンテナンスプランが用意されています。

こちらは、新車から3年間については基本的なメンテナンス費用がかからないプランとなっています。新車登録から3年間は無償付帯です。

 

具体的には、60,000kmまたは3年間まで、故障に対する無償での修理保証もついています。

そのため、新車で購入する場合には、レネゲードの故障について過度に心配する必要はないと言えます。

 

ちなみに4年目〜5年目については66,000円で延長する必要があります。

筆者の経験上、むしろ、1〜3年目で故障するようなことは稀で、4〜5年目に入ると故障することが多いです。少なくともラングラーはそうでした。

 

そのため、メンテナンスフォーユーの延長保証には必ず加入することをおすすめします。

ただし、ラングラーのケースですが、7年目にエンジンが故障して、保証の対象外で27万円かかりました。

そのため、あまり長く乗るよりも、5年ぐらいで乗り換えるのがもっともコストがかからず、Jeepブランドの車に乗るコツかもしれません。

 

Jeepレネゲードを上手に買う方法

Jeep レネゲードは、フルサイズSUVは大きすぎるけど、Jeepブランドが欲しい。という場合には、最適な一台です。

Jeepレネゲードは4,350,000円からと、Jeepブランドの中では比較的お求め安いプライスタグを掲げています。

しかし、同じBセグメントクラスの国産車と比較すれば、高額です。

 

そこで、

  • 下取り車の価格をUPする
  • ある程度まとまった頭金を入れる
  • 残クレを利用する

 

このような方法で、

Jeepレネゲードの支払いを楽にすることができます。

 

今乗っている車を、そのままディーラー下取りに出すと安く買い叩かれる可能性があります。

筆者の場合でも、ディーラーから提示された下取り価格はたったの110万円でした。

 

さすがに安すぎないですかね…確かに走行距離は10万キロ近いものの、

ラングラーといえば輸入車の中でもトップクラスにリセールが良い車種のはずです。

参考までに、同年式で、走行距離が近い条件の中古車車両を探してみると、結構強気の価格で販売されています。

この市場価格を見る限り、110万円というのは明らかに買い叩いているとしか考えられません。

 

念の為、買取業車にも査定してもらって、どちらで高く売れるかはしっかり確認した方がよいですね。

 

少し前まで、半導体不足で新車の納期が遅れており、待ちきれない人が中古車に流れていました。

そのため中古車の平均価格は、バブル状態でしたが、今は過熱気味の市場は落ち着きを取り戻しつつあります。

 

ただ依然として、車を高く売るために一括査定が有効なのは変わりありません。

中古車バブルが崩壊した今、中古車の市場価格は下がり調子ですが、下がりきる前に売り切ることをおすすめします。

 

仮に10万円高く売れたら、それだけ新しい車のローン支払い額が少なくなりますし、家族で旅行に行くこともできます。

面倒くさいかもしれませんが、少しの手間で高く売れるなら確認しておいた方が良いですよね。

 

理想は、複数の買取業車を競争させることです。競争させることで、最高値を引き出すことができるためですね。

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今すぐ売る気がなくても、相場だけ知っておくだけでもディーラーとのやりとりにおいて有利に働きます。

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Jeepレネゲードの故障以外のデメリット

故障以外で、Jeepレネゲードのデメリットと言える箇所は以下となります。

純正ナビは使いにくい

純正ナビは、海外製ということもありあまり使いやすいとは言えません。

ただ救いはあり、AppleCarPlayに対応しているため、スマホをつないでGoogleMapなどを表示して使うことができます。

後部座席にリクライニング機能がない

後部座席のリクライニング機能がありません。

そのため、ロングドライブで姿勢を変えたり、横になったりすることができません。

購入の際には、リアシートに座る人に実際に確認してもらうのが良いでしょう。

後席はあまり広くない

短いボディが故に、後席はさほど広くありません。そのためファミリーユースにはあまり向かない気がします。

ただ、極端に狭いわけではないです。身長167cmの筆者がドライビングポジションを取ったあと、後席に乗り込むと、膝の前は拳一個分のスペースがありました。

身長が高い方だと少し狭く感じると思います。

インテリアの質感はイマイチ

販売価格を考えると、インテリアの質感はイマイチですね。かなりプラスチッキーです。

ポップな印象で車のキャラクターには合っているものの、もう少し上質な感じがあっても良いでしょう。

この辺は、最近は国産車の方が良くなっていますね。

走りは普通

また、走りについてもイマイチで、車重は1.5t程度なので鈍重ではないですが、速い車ではありません。

 

1.3Lターボエンジンは、自然なフィーリングではありますが、気持ちいい回転感覚はなく実用性重視のエンジンです。

また、アクセルを踏んでからエンジンが吹けあがって加速するまでにタイムラグがあり、独特のフィーリングです。

 

この車に求めることではありませんが、走りを重視する方にはあまりおすすめできないと言えます。

Jeepレネゲードは致命的な故障は少ない

まとめとしては、Jeepレネゲードでは走行不能に陥るような、致命的な故障は少ないと言えます。

 

ただし、国産の同クラス(Bセグメント)のように、全くの無故障というわけにはいかないでしょう。

念の為、修理費用として年間10万円程度は予算を用意しておくと、急なトラブルに見舞われても慌てずに済みます。

また、メーカーの保証も付帯しているので、故障しても5年間は無償修理で対応できます。

 

故障を気にしすぎるあまり、欲しい車を諦めるのはもったいないことです。

本当に欲しい、と思った車を購入されることを強くお勧めします。

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少し前まで、半導体不足で新車の納期が遅れており、待ちきれない人が中古車に流れていました。

そのため買取価格はバブル状態でしたが、今は過熱気味の市場は落ち着きを取り戻しつつあります。

 

ただし、まだまだ中古車市場が下がりきったわけではないので、高く売るチャンスは残っている状況です。

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