Jeepグラディエーターの維持費や燃費
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Jeepラングラーの派生モデルである、Jeepグラディエーター。全長5.6mという大迫力のトラックボディが魅力の一台です。
唯一無二の存在なので、指名買いされる方も多いでしょう。
しかしながら、特殊な一台ですので、「維持費や燃費が気になる。」というケースもありますよね。
Jeepグラディエーターの維持費はJLラングラーと同等
画像出典:Jeep相模原
結論から言って、Jeepグラディエーターの維持費は特別高くありません。特殊なトラックボディながら、Cピラーから前はJLラングラーとほぼ同じ車なので、維持費についてもほぼ同等と考えて良いでしょう。
最大の違いとしては、1ナンバー登録になるため普通貨物自動車となる点です。
3ナンバーは車検は初回3年、2回目以降2年ごとですが、1ナンバーは車検は初回2年、2回目以降1年ごとになります。
また、保険関係や高速料金は割高な設定となります。
ですが、むしろ自動車税は安価になるなどの税制面でのメリットもあります。
以下、JLラングラーと大きく違う点をまとめました。
Jeep JLラングラー | Jeep グラディエーター | |
登録 | 3ナンバー | 1ナンバー |
車検 | 初回3年、2回目以降2年ごと | 初回2年、2回目以降1年ごと |
高速料金 | 普通車 | 中型車(普通車のおおよそ2割増) |
自動車税 | 3.6L 66,500円 2L 39,500円 |
最大積載量1t以下 8,000円 |
Jeepグラディエーターにお得に乗る方法
下取りではなく買取業車に売る
今乗っている車を、そのままディーラー下取りに出すと安く買い叩かれる可能性があります。
買取業車にも査定してもらって、どちらで高く売れるかはしっかり確認した方がよいですね。
少し前まで、中古車の平均価格がバブル状態でした。
半導体不足で新車の納期が遅れており、新車を待ちきれない人が中古車に流れていたためですね。
しかし現在はバブルは崩壊し、徐々に市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
とはいえ、下がりきったわけではないので、まだまだ高く売るチャンスは残っている状況です。
買取業車の査定は「一括査定」がラクです。
同じ日、同じ時間に査定してもらって、一番高い業者に売りましょう。
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Jeepグラディエーターの維持費
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グラディエーターの維持費についてですが、基本的にJL型ラングラーと同等の水準と考えて良いでしょう。
全長が長いトラックボディではありますが、基本的な部分はJLラングラーと共通です。
ただしJeepグラディエーターの場合、車両本体価格が¥9,600,000と高額です。
そのため、月々の支払い金額が高くなります。
参考までに、頭金100万円、ボーナス月加算10万円で5年の残価設定ローンを組むと以下のようになります。
品目 | 月額費用 |
ローン支払い(税金関係含む) | 6万4800円 ボーナス月は10万円加算 |
基本メンテナンス代 | 1,100円(メンテナンスフォーユープログラム) |
ガソリン代 | 1万9040円(年間1万キロ走行、市街地6km/L、高速10km/L レギュラーガソリン1L = 160円で算出) |
任意保険 | 5500円 |
故障修理費用 | 約8000円(年間10万円ほど) |
合計 | 約98,640円 |
※任意保険、故障修理費用、ガソリン代などは筆者のJKラングラーの数値を参考にしています。
ローン支払い金額は、Jeep公式HPのローンシミュレーターから算出。
ここまでの諸経費を合計すると、月の維持費は、だいたい10万円いくかいかないかぐらいとなります。
また、年間の維持費については、ローン支払いが約97万円、基本メンテナンス費用が13,200円、ガソリン代が年間1万キロ走行で22万8480円、任意保険が66,000円、故障の修理費用がおおよそ10万円となり、合計で137万7680円となります。
諸経費の参考元は、筆者が乗っているJKラングラーの主にかかる月額費用から算出しています。
参考までに、JKラングラーの月額費用は以下。
品目 | 月額費用 |
ローン支払い(税金関係含む) | 3万5000円 ボーナス月は7万円加算 |
基本メンテナンス代 | 1,100円(メンテナンスフォーユープログラム) |
ガソリン代 | 1万9040円(年間1万キロ走行、市街地6km/L、高速10km/L レギュラーガソリン1L = 160円で算出) |
任意保険 | 5500円 |
故障修理費用 | 約8000円(年間10万円ほど) |
合計 | 68,640円 |
ここへさらに、駐車場代などが足される可能性もあります。筆者の場合持ち家の駐車場を利用しているため無しです。
Jeepグラディエーターは故障する?
Jeepを購入する上で気になる故障ですが、JKラングラーについては9年ほど乗ったところ、かなり故障しました。
JKラングラーの故障内容の詳細については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
JKラングラーの故障ポイント ジープラングラーを購入する際に気になるのが、「どれぐらい故障するのか?」ですよね。 結論から言って、「アメ車はたまに、小さな故障をする。」というのが実感です。 そこで、2014年に新車で購[…]
JK型の故障の多さを考慮すると、JLラングラー(グラディエーター)についても全くの無故障というわけにはいかないでしょう。
ただ、同じぐらい故障するとは言えません。2018年デビューなので、基本設計がJK型と比べれば圧倒的に新しいためですね。
JKラングラーの場合ですが、故障修理費用は平均して年間10万円ほどかかっています。
そのため、JLラングラー(グラディエーター)についても、月に約8000円から9000円程度は故障修理費用として余裕を持っておくと良いですね。
Jeepグラディエーターの燃費
燃費についても、JLラングラーとほぼ同じと考えて良いですね。
参考までに、筆者のJKラングラーについては、市街地走行では6~7km/L。
高速道ではいわゆる「経済速度」と呼ばれる80km~90kmぐらいの速度で、クルーズコントロールを使用してまったり巡航すると10km/L走ります。
JLラングラーでは、エンジンはJKラングラーと全く同じ3.6L V6NAのペンタスターエンジンを搭載しています。
ですが、ミッションは5AT→8ATへ進化しており、燃費もやや向上。
カタログ値は以下のようになります。
2.0Lターボ | 3.6L | |
JK | – | 7.5km/L |
JL | 11.5km/L | 9.2km/L |
グラディエーター | – | – |
実際、ディーラーの営業マン談で、JKよりも若干ではありますが燃費は向上しているとのこと。
車種 | 車両重量(ディーラーカタログ参照) |
JKラングラー サハラ | 車両重量/2,040kg |
JLラングラー | 車両重量/1,980kg |
グラディエーター | 車両重量/2280kg |
ただしJeepグラディエーターの車両重量は2280kg。
10%ほどJLラングラーよりも車重が重たいため、燃費には悪影響と考えられます。
以上のことから、Jeepグラディエーターの燃費は、おおよそ市街地5km〜6km/L、高速10km/L程度と考えられます。
Jeepグラディエーターの維持費はJLラングラーと同様
まとめると、Jeepグラディエーターは、その特殊性から維持費が高くつくと考えられますが、それほどではないことがわかります。
むしろ、1ナンバー(中型)である点から、自動車税は安くすみます。(年額8000円)
最大のネックは、ルビコングレードのみとなっており車両本体価格が高額な点です。
とはいえ、支払いについても残価設定ローンをうまく活用することで抑えることができます。
JKラングラー、JLラングラーと比べて特別に維持費が高いモデルではない、というのが結論です。
関連記事
Jeepの買い方や選び方については、別の記事でもまとめていますので参照ください。