CX-5 25T Exclusive Mode 試乗記
マイナーチェンジで追加された、2.5L ガソリンターボ仕様のCX-5です。グレードは、25T Exclusive Mode。
ディーゼルのイメージの強いCX-5ですが、ガソリンモデルの走りやいかに。
結論から言って、ドイツ車を積極的に選ぶ理由が無くなるほど、イイ車でした。
詳細をお伝えします。
実は最近、中古車買取相場のバブルが崩壊しました。
少し前まで、半導体不足で新車の納期が遅れており、待ちきれない人が中古車に流れていました。
そのため買取価格はバブル状態でしたが、今は過熱気味の市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
ただし、まだまだ中古車市場が下がりきったわけではないので、高く売るチャンスは残っている状況です。
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ドイツ車キラー
いきなり総評ですが、いろんな意味でドイツ車に追いついた(むしろ超えた?)イイ車でした。
ゴルフ7と比較して、もはやなんら遜色ないと思います。
こんなこというと、良く居る「ドイツ車厨」的感じですが…実際ゴルフ7がめっちゃ良い車なので比較対象として挙げています。
VWは排気ガス不正などありましたが、なんだかんだ車はイイです。
でも、もうこれからはMAZDAでイイ。車好きの琴線に触れる仕上がりです。
上質でパワフルな4気筒ターボ
まず、注目のガソリンターボの感触ですが…とにかく4気筒なのに回転フィールが上質で、6気筒エンジンの方が上質、という評価はもう古い考え方になりました。
ゴルフの4気筒も素晴らしいのですが、それに肩を並べる、いやもしかしたらMAZDAの方が良い??
ターボも本当に自然で、ターボらしくないターボという感覚。4リッター車並みのトルクという謳い文句でしたが、マジです。
なみなみ溢れるトルク感は、大排気量自然吸気エンジンの感覚。セルシオの1UZ(4リッターV8)を思い出しました。
言い過ぎかもしれませんが、それぐらい自然なトルクの出方です。
踏めばスカッと加速します、ただし音は普通っぽいですが…もう少しスポーツマインドを煽るような音が欲しい気もします。
当然、ディーゼルにはないすっきりとした回転感覚も、ガソリン車ならではのメリットです。
剛性感
車体の剛性感も素晴らしい。
剛性厨の方も納得の仕上がりでしょう。ミシリとも言わない感じが頼もしい。
ドアを閉めた時の感触
ドアを閉めた時に伝わってくる、剛性や機密性が高そうな感触..(ドムッって感じです。気持ちいいんですよね、あれ。)
MAZDA車でも味わえます。ただしリアドアはバシャン!とした感じでフロントドアよりはややチープです。
乗り心地もイイ。
きっちりと作り込まれたボディに、しっかりと仕事する足が組み合わされています。
ということで悪い訳がない。かなり乗り心地のイイ部類に入りますね。
ドラポジが取りやすい
ハンドルやペダル位置といった、操作系のレイアウトが自然でとても運転しやすく、疲れも少ないですね。
オルガン式のアクセルペダル(吊り下げ式ではなく、フロアから生えてるやつですね。)がポイント高いです。
ちなみにゴルフ5はオルガン式でしたが、残念ながらゴルフ7は吊り下げ式になりました。コストダウンしてるっぽい..
内装はアップルっぽい
すっきりしてて、なおかつ上質な内外装デザインのセンスの良さは、なんだかアップル製品と似たような洗練度を感じました。(apple carplayも搭載されているし?)
国内メーカーのなかで頭一つ出ていると思います。
ゴテゴテグリルを推しまくりな日本の自動車メーカーに危機感を覚えることもしばしばですが、MAZDAを見てるとまだまだ捨てたもんじゃないな、と安心します。
最近のMAZDA本当にイイです。
欠点
19インチはタイヤが高い
19インチタイヤということで、交換時にやや高くつきますね。
純正の銘柄は、トーヨー プロクセスR46 225/55R19。楽天市場の最安値で1本16,660円 (税込)となり、4本では66,640円ですね。
それに交換工賃がプラスされますから、まずまずの出費です。
一方で、今時は格安なアジアンタイヤなども用意されていますので、より出費を抑えることも可能ではあります。
中途半端なメーター
スピードメーターのみデジタルという、不思議なメーター類。なぜ全面デジタルじゃないのでしょうか。
ちょっと中途半端かな、と思います。デザイン自体は嫌いじゃないです。
それと、ちょっと不思議なのが、航続可能距離計とガソリンメーターが二つ共メモリで表示されているのですが、航続距離の方は何キロ、という表示だけで済みますよね。
MAZDAのブランド力のなさ
人それぞれではありますが、MAZDAというブランド自体に、あまりときめきを感じないというか…
ブランド力があまりないような気がします。モノはめっちゃイイのに、損している感じがします。
CX-5 25T Exclusive Modeまとめ
以上、CX-5 25T Exclusive Modeでした。
買って後悔するようなことは1mmもない、非常にイイ車だと思います。
とりあえずサクッとファーストインプレでした。次は釣りに行った際の使い勝手などをシェアいたします。