BMW R100RSで行くキャンプツーリング
こんにちは、営業部の橋本です。
前回の記事でKawasaki W650でのキャンプツーリングをご紹介しました。今回はつい先日増車したBMW R100RSとソロキャンプ用の道具をご紹介していきたいと思います。
BMW R100RS
BMW R100RS(1989年式)です。MAAGZツーリングキャンプ部5台中、5台目のバイクになります。
エンジンはBMWのお家芸である水平対向エンジンを搭載し、排気量は980cc。左右に張り出したシリンダーヘッドが印象的ですね。
機械的には「空冷OHV」と呼ばれるエンジンで、現行水冷ボクサーにはない「濃い味わい」を楽しむことができます。
R100RSは大きく分けてツインサスの前期とモノサスの後期に分かれます。
私のR100RSは後期型のいわゆる「モノサス仕様」。ヤフーオークションで60万円ほどで購入しました。
今はなき西ドイツ製。30年前の西ドイツにタイムスリップしたかのような雰囲気を味わうことができます。
30年前のバイク..ということで「旧車」カテゴリーに入ります。外装を見るとさすがに年式相応の”ヤレ”はあるものの、内燃機関はまずまず良好なコンディションを保っています。
「アガリの一台」なんて呼ばれていて、50代、60代の男性からの視線が熱いオートバイです。
空冷OHVボクサーは「古い機械を動かしている感」が濃密で、それこそがこのバイク最大の魅力。
ピストンが左右に動いて、ドライブシャフトが回転して〜というのが身体に伝わってきます。
飽きのこない素晴らしいフィーリングですね。
それからフルフェアリングされたフロントカウルが独特の雰囲気を醸し出しています。
量産市販車で最初にフルカウルを装備したのはR100RSだと言われており、このバイクの顔と言える装備です。
実はこのカウル、SUZUKIの刀でも有名なハンス・ムートがデザインしたもの。
30年前のオートバイながら風防性能は現代のバイクと比較しても一級品と言えるもので、長距離ツーリングでも疲れ知らずです。
当然ながらグリップヒーターなどのハイテク装備はありませんが、このカウルのおかげで手も寒くありません。
その他、カスタムパーツ詳細はR100RSのレビュー記事にてご紹介したいと思います。
個人売買で購入した車両なので、念のため空冷OHV専門店に持ち込んで燃調を調整してもらったら、吹け上がりがガラッと良くなりました。手をかけただけ答えてくれるのも楽しいですね。
メンテナンスも勉強しつつ、長く付き合っていきたいと思います。
純正パニアケース
購入したときから付いていた純正パニアケース。キャンプ道具をスマートかつ安全に積載する上で大切なアイテムです。
「インテグラル キャリング ケース」というモデルで、「Touring」と書いてあるエンブレムが付属します。
純正パニアならではの利点を挙げるとすれば、バイクのメインキーで箱の開閉が可能なこと。それから、車体とのフィット感に優れる点でしょうか。
容量は不明ですが、おそらく片側で30L程度は入るイメージ。かなり重宝しています。
トップケースは付いていないので代わりに、GIVIのUT806で積載しました。
- 1
- 2