200系ハイエースワゴン DIY車中泊ベッド仕様
車両取材シリーズです。kadooさんの釣り車、200系ハイエースワゴンについてお伝えします。
DIYで車中泊用のベッドキットを搭載していますので、詳細をご紹介していきます。
2018年式 トヨタ 200系 ハイエースワゴン
バスフィッシングを趣味とするKadooさんが選んだ愛車はトヨタ ハイエースの200系 ワゴン。
2018年式、ワイド、ロールーフ、ショートボディ仕様です。心臓部は2.7Lのガソリンエンジンを搭載。
乗車定員 | 10名 |
排気量 | 2693cc |
新車価格 | 398.3万円 |
燃費(JC08) | 8.9km/l |
全長 | 5,380mm |
全幅 | 1,880mm |
全高 | 2,285mm |
DIYを駆使して快適な釣り車を作り上げていますので、詳細をご紹介していきます。
実は最近、中古車買取相場のバブルが崩壊しました。
少し前まで、半導体不足で新車の納期が遅れており、待ちきれない人が中古車に流れていました。
そのため買取価格はバブル状態でしたが、今は過熱気味の市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
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DIY 車中泊ベッドキットの詳細
DIYで搭載したベッドを拝見します。
当たり前のようにベッドが設置されていますが、実はハイエースワゴンの2列目、3列目シートの背もたれを前に倒れるように加工しています。
その上に、OSB合板とカーペット張りで自作したベッドを置いて寝室としています。
釣りのハイシーズンに車中泊するための装備です。
身長174cmのKadooさんが足を伸ばして就寝できるスペースが生み出されています。
ベッドの後ろには、こちらもDIYで自作した釣り具ラックが縦に並んでいます。
このレイアウトが実現できるのは室内長が長いハイエースならでは、ですね。
ちなみに、このハイエースワゴンはなんと4列シート(2 + 2 + 2 + 4)で、10人乗りというビックリ仕様です。
人も荷物も乗せ放題の、広大な室内空間を持つ車です。
ラゲッジルーム
イレクターパイプでDIYした釣り具ラック
ラゲッジールームもチェック。イレクターパイプで自作した3段構えの釣り具ラックが目に入ります。
自由に長さを調整できるイレクターパイプのメリットを生かして、ハイエースの室内長に合わせて制作。
Kadooさんはこのハイエースを仕事と釣りに兼用しているため、釣りの荷物を全て下ろすこともあります。
そのため、据え置き型の収納ではなく、状況によってはラック自体を降ろすこともできるイレクターパイプのラックで済ませています。
1段目は、※エレキモーターを収納。
エレキモーターは、ボートに取り付ける推進具です。
高さをエレキ収納にぴったり合わせてあるため、無駄のない収納を実現しています。
2段目にも、レンタルボートフィッシングで使用する用具を収納。
3段目は、ルアーボックスやバッカン等を収納。
ラックを使用することで、デッドスペースを減らして効率的に積載をしています。
ラックのない左側には、重量物を格納。最下部に、リチウムイオンバッテリーを置いています。
そして、その周辺にリアエレキやハイデッキを置いています。
ロッドホルダー
天井には、ロッドホルダーを装備。こちらはカーショップなどで販売している汎用品です。
ロッドホルダーには一工夫があります。
おかっぱり時にロッドをすぐに取れるように、ロッドを1本ずつ収納できるタイプのロッドホルダーを追加で装着しています。
こちらは中古で安く販売されていたロッドホルダーから、このホルダー部分のみを分解して、結束バンドで取り付けています。
バータイプのロッドホルダーのみですと、ロッドを取る際に後ろまで抜いて取る必要があります。
一方でこの追加したホルダーがあれば、すこしずらすだけでロッドを取り出すことが可能となります。
運転席
200系ハイエースワゴンの運転席もチェック!男の仕事場とでも呼びたくなるような、シンプルな意匠です。
ワゴンなので、木目調パネルで乗用車ライクな雰囲気に仕上がっています。
運転席と助手席の感覚が、一般的な車と比べるとめちゃくちゃ広いのも特徴の一つ。
この広大な室内空間を一度味わうと、次に買う車はまたハイエース以外に考えられなくなるそうです。
ちなみに、余談ですが燃費はリッター8km/Lぐらい。これだけ前面投影面積が大きい車なのに、かなり立派な数値ですね。
思ったよりもぜんぜん良いのに驚きました。
200系ハイエース DIY車中泊仕様についてでした
以上、200系ハイエースワゴンのDIY 車中泊仕様についてでした。
「釣り車」適性度としては、間違いなく最強の部類に入りますね。